雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

文庫本。

2010-01-24 13:32:12 | books&magazine
今日も東京はきれいに晴れています。そして、昼間はかなり暖かい1日となりました。さっき買い物に出たのですが、厚手のトレーナーとジャンパーでは汗ばみそうな感じです。ワタクシが美容院に行くと直後に気温が下がることが多くて、それで風邪を引くこともあるのですが、今回に限ってはそういう心配もなさそうです。もっとも、明日から通勤時間帯はやっぱり寒いとは思うので、特に首回りは暖かくしておかないといけません。久しぶりに、心置きなくボケーッとできる日曜日になりました。週末は家に引きこもって本でも読んでいるに限ると思っているので、買い物に出たついでに村上春樹の「神の子どもたちはみな踊る」を買ってきました。最近、とみに物忘れが酷くなっているので、ひょっとしたら昔読んでいるかもしれないなぁと思いつつ。村上春樹の長編たちは、読んだ読まないがはっきりしているのですが、中・短編集はうろ覚えなのです。

実家で読もうと思って年末に「東京奇譚集」を買って帰り、いざ読み始めたら途中で読んでいたことを思い出したり。そんなこんなで村上春樹や橋本治に関しては、故意・過失を問わず同じタイトルの文庫本が2,3冊転がっていることも多いのです。「ノルウェイの森」とか「宗教なんかこわくない」などは時々読み返したくなるのですが、まとめて段ボール箱に放り込んでいたりするので、結局買い直してしまいます。なので、たぶん実家と自宅アパートを合わせると、双方とも3,4冊は買っているのではないかと思います。別に、大作家センセイの印税に寄与しようと思っているわけではないのですが、結果としてはそうなっているのかもしれません。文庫本は単価が安いので、1回カフェでカフェラテを飲んだと思えばいいというところが、同じ本がゴロゴロ転がってしまう一因ではありますが。図書館に借りに行けばいいのですが、ワタクシ、本とCDだけは自分の所有物にしないと気が済まないというミョーなこだわりがあり…。かくして、引っ越すたびに「本を捨てなさい!」と母に怒られる羽目になるのです。