雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ベリーショート。

2010-01-23 18:24:46 | …and so on
有楽町に遠征して、髪を染めてきました。もちろん染めるだけではなく、そんじょそこらの男子よりははるかに短くカットしてきました。とにかく、髪の毛が耳にかかるだけでもうっとうしいのです。この時期に髪の毛を短くしていると寒いし、風邪は引き易くなるしで、今までの経験上あまりロクなことはないのですが、それよりもうっとうしいほうが我慢できない。電車や街中の大多数の女性の皆さまは、当然のことながら耳を出すようなヘアスタイルではないわけで、個人的には「本当にみんなよく耐えられるよなぁ」と驚嘆しているのです。女性としては、ワタクシのように真冬でもベリーショートにしているほうが圧倒的マイノリティではありますが。うちのカイシャの女子の皆さまだって、ストレートかパーマをかけているかは別として、大抵、肩口ぐらいまでの長さにしているし。でも、担当のお姉さんと「資生堂のマキアージュのCMにベリーショートの女の子が出ているから、今年はベリーショートが来るかも」などと話してはいたのですが。

そんなワタクシですが、人生で2回だけ髪の毛を肩につくぐらいまで伸ばしたことがあります。1回は小学校中学年(!)の頃で、毎朝学校に行く前に、母が2つに束ねてくれるのが日課だった記憶があります。もう1回は30歳前後の頃、世の中はトレンディードラマなるものが溢れかえり、浅野ゆう子がロングヘアをソバージュにしてパレッタで後ろにまとめていた頃の話です。当然、ショートヘアの人間にパレッタなど要りません。ワタクシもまだ若かったこともあり、1回ぐらいはパレッタで髪をまとめるようなヘアスタイルにしてみたいと一念発起、本当に1年以上かけて髪を伸ばしたことがありました。途中、何度も挫折しそうになりながらも、当時担当だった美容師のお兄さんのおかげで、念願のパレッタでまとまるヘアスタイルが出来上がりました。が、写真に映っている自分が、あまりにも今までの自分のイメージと違いすぎて気持ち悪くなり、結局バッサリ切ってしまって今日に至ります。パレッタにもカチューシャにも縁遠いワタクシの髪です。「髪の長い女性に憧れる」男子にも縁遠く、それは個人の趣味なので仕方ありませんけどね。