雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

クローズアップ現代。

2010-01-20 21:23:02 | tv&movie
今日の東京は18℃まで気温が上がったとのことですが、この異常な暖かさも明後日にはまた冬の寒さに逆戻りのようです。仕事がようやく一息つけそうなところまでこぎつけたので、今日は久しぶりに普通の時間に帰宅しました。それで、本当に久しぶりにNHK「クローズアップ現代」を見ました。昨日、JALがついに会社更生法の適用を申請したというのは風の噂で聞いていたのですが、今日の「クローズアップ現代」はその舞台裏を取材した番組になっておりました。仕事が立て込むと、世間のことに疎くなってしまうのはワタクシの悪い癖ですが、JAL問題はお正月に実家に帰っているときにも散々もめているというニュースだけは見ていました。ワタクシは、国際線はともかくとして、実家に帰省する時や国内旅行などではANAしか乗らない人です。JALの国内線って結局は旧JASだと思うと、今までずっと食指が動かなかったわけです。

昔、やはりお正月の帰省時にどうしてもANAが取れなくて、仕方なく当時のJASに乗ったこともありましたが、何となく機体が古い感じがして薄気味悪かった記憶があります。だから、JAL・JASが合併してからはJALブランドになったとはいえ、やっぱり国内線は旧JASの機体だろうと踏んでいたわけです。あるいは古くなったJAL国際線の機体の使い回しとか。実際どうだったかは分かりませんが、いったん脳裏に焼きついたイメージというのはかなり大きいと思います。旧JALとしては国内線の強化のためにJASとの合併に踏み切ったのかもしれませんが、個人的な感想としては、それが却って裏目に出たんじゃないかと。事ここに至っては、昔のことをどうこう言っても仕方ありませんけどね。とにかく、JALは日本のフラッグシップキャリアだというだけで、巨額の公的資金を投入して生きながらえるわけです。JALにはそれ相応の責任があるのでしょうから、今まで以上の安全で確実なフライトをしていただきたいものですね。中小企業はどんなに経営が苦しくても、こんな手厚い保護は受けられないのですから。