雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

近況報告その15。

2011-03-27 14:49:11 | …and so on
東京は、今日も気温の低い状態が続いています。何で今年に限っていつまでも冬のような恰好をしているのだろう…とは思いますが、これも一種の自然界からの警告なのかもしれません。さっき買い物に出たら、スーパーに入荷したばかりと思われる500mlのペットボトル入りミネラルウォーターが陳列棚に並べられているところでした。買おうかなとも思ったのですが、かごには爽健美茶を2本(お茶・スポーツドリンクもお一人様2本までという制限ができました)入れていたし、本当に必要な方の分を買うのも躊躇われたので、そのまま前を素通りしてきました。各メーカーともフル稼働で生産しているということなので、一時のパニック状態が収まれば欠品も無くなるだろうと思います。

ただ、ワタクシも群集の一人ではあるので、物がある時に買っておきたいという衝動を抑えるには結構根性が要ります。一瞬手を出しそうになるのを何とか抑えつけていますが、それはおのれが一人暮らしの身の上で、いざという時には実家に送ってくれるように頼むこともできるという環境があるからの話です。もっとも、田舎でもこちらに送りたいという心理はどのご家庭でも同じらしく、ミネラルウォーターは品薄になっているようですが。いざという時に、瞬発力が出にくいご高齢の方々やお子さんのいるご家庭では買いだめをしておきたいと思われる気持ちは、今回の騒動を通してとてもよく理解できるようになりました。

今回の災害は、まだまだこれから何を引き起こすのか見当がつかないところで、日本国中が動揺しているのだと思います。数日前に、実家の管轄である九州電力が夏に計画停電を実施するかもしれないという報道を見て驚いたのですが、今、定期点検で稼働を停止している原発を再稼働するのに住民の理解が得られないというのが理由だそうです。日本国中でそれをやり始めたら、どこもかしこも計画停電だらけになってしまいます。被災地の方々のケアと同じぐらい重要な原発の問題。報道を見ていると、政府と東電が責任を押し付けあっているようにも見えてきます。責任の所在はあとで大喧嘩してもいいから、とにかく今は、何とか事故を収束させることに全精力を集中していただきたいものです。