10月31日 ゴラプシェプ→カラパタール(5,545m)→ゴラプシェプ→ロブジェ
昨日の夜にガイドから明日の予定は5時に朝食を終えてカラパタールに登り、下山後、食事を取ってエベレストベースキャンプへ行くといっていました。
私はこの案を疲れが酷いので却下しました。
いつもの通り7時に朝食を取ってからカラパタールに登り、エベレストベースキャンプには行かずにロブジェへ下ることを主張し、納得させました。
これで、少しは疲れを取る余裕が出てくるはずです。
昨夜は十分に体を温めて寝袋に入ったせいか思ったより寒くなくズボンと靴下を脱いで寝ることが出来ました。
お陰で身体の負担も少なくなり寝ることが出来ました。
朝食は相変わらず食欲がないのでミルクティーを飲むのがやっとの状態でした。
外を見ると良い天気です。
7:15分、ザックはロッジに預けてカメラだけを持ってカラパータルを目指します。
カラパタールは山というよりは丘のようなところです。
ゴレクシェプのロッジから見るとすぐ上に見えています。
それでも標高差5百メートルはあるでしょうか。
カラパタールのバックにはプモリ(7,161m)が堂々とした姿を見せてくれてます。
歩き出すと思ったより身体が動きます。
空身のせいもあるのだと思いますが、これなら何とか行けそうな気がしてきます。
それでも、ゆっくりゆっくり歩くのだと自分に言い聞かせるようにして登ります。
1歩1歩、登るにしたがって後ろを振り向くとエベレストの姿が大きくなってきます。
9:00分、やっとカラパタールに到着です。
プモリが真っ白に輝いており眩しいくらいに光っています。
後ろを振り向くとエベレストがハッキリと見えています。
中央右手奥、黒い三角形がエベレストです。
エベレストベースキャンプを設営するアイスフォールの下までよく見えています。
そばにある岩に腰掛けてこの光景を堪能します。
エベレストを何度もしたから山頂まで見ていると、不思議なことに私にも登れそうな気がしてきます。
ローツェは、手前にあるヌプツェ(7,855m)の陰に隠れています。
アイスフォールに陽が当たってきます。
針のように尖った氷河の様子がよく見えています。
エベレストの山頂部です。サウスコルが少し見えています。
このサウスコルには第4キャンプを設営して、ここから山頂まで15時間~20時間で往復するようです。
いつの間にか、ロブジェ方面は雲海の中となっています。
その中でもアマダブラムの山容は異彩を放っています。
このエベレストからヌプの姿を目に焼き付けます。
20分ほどこの景観を存分に楽しんだので降ります。
岩ばかりの道ですがどんどん下れます。
もう少しでロッジに到着というところで日本人の若い男性2人が登ってきます。
挨拶を交わし立ち話をするとアイランドピークを登りカラパタールへ来たといいます。
「どちらからですか?」といわれたので、「札幌です」というと「私も札幌です」という声が帰ってきました。
こんなところで札幌から来ている人に会えるとは思いませんでした。
ロッジでもう一杯ミルクティーを飲んでからロブジェ目指して下ります。
1時間ほどゆっくり休んだのでゴレクシェプを出発します。
疲れた身体ですが、さすがに降りは早いです。
1時間40分ほどでロブチェに到着です。
昼食を軽く取って、何よりも休憩ですので寝袋に潜り込みます。
夕食を取るために食堂へ行くと日本人の男性が1人います。
話を聞くと東京在住の64歳の男性でした。
今回はガイドも連れずに1人で歩いているとのことです。
アイランドピークを見に行ってきたと話してくれます。
私がこれからアイランドピークへ行くと話すと、山を見たけれどとても登れるような山だとは思えなかったといってます。
今回の経費などの話をするので、私がアサヒトレックに支払った費用などを話すとそのぐらいの金額で登れるなら考えてみるかななどといっています。
普段は本州の山を登っているようですが、友達を誘ってみたが誰も一緒に来ると入ってくれないので一人で来たのだといっています。
10月の誕生日で再就職先も退職し、完全年金暮らしになったのでこれが最後かと思って出掛けてきたなどと話してくれます。
この話を聞くと人ごとではありません。
この人は私より丁度1歳年上ですので、来年の私の姿を見るような思いに駆られました。
今日は今回の目標の一つであるカラパタールからエベレストを見ることが出来ました。
さあ、今度はアイランドピークに登らなければなりません。
気持ちを新たにして、取り敢えずはこれまでの疲れを取るのが先決です。
夕食後もそうそうに寝袋に入って身体を休めます。
昨日の夜にガイドから明日の予定は5時に朝食を終えてカラパタールに登り、下山後、食事を取ってエベレストベースキャンプへ行くといっていました。
私はこの案を疲れが酷いので却下しました。
いつもの通り7時に朝食を取ってからカラパタールに登り、エベレストベースキャンプには行かずにロブジェへ下ることを主張し、納得させました。
これで、少しは疲れを取る余裕が出てくるはずです。
昨夜は十分に体を温めて寝袋に入ったせいか思ったより寒くなくズボンと靴下を脱いで寝ることが出来ました。
お陰で身体の負担も少なくなり寝ることが出来ました。
朝食は相変わらず食欲がないのでミルクティーを飲むのがやっとの状態でした。
外を見ると良い天気です。
7:15分、ザックはロッジに預けてカメラだけを持ってカラパータルを目指します。
カラパタールは山というよりは丘のようなところです。
ゴレクシェプのロッジから見るとすぐ上に見えています。
それでも標高差5百メートルはあるでしょうか。
カラパタールのバックにはプモリ(7,161m)が堂々とした姿を見せてくれてます。
歩き出すと思ったより身体が動きます。
空身のせいもあるのだと思いますが、これなら何とか行けそうな気がしてきます。
それでも、ゆっくりゆっくり歩くのだと自分に言い聞かせるようにして登ります。
1歩1歩、登るにしたがって後ろを振り向くとエベレストの姿が大きくなってきます。
9:00分、やっとカラパタールに到着です。
プモリが真っ白に輝いており眩しいくらいに光っています。
後ろを振り向くとエベレストがハッキリと見えています。
中央右手奥、黒い三角形がエベレストです。
エベレストベースキャンプを設営するアイスフォールの下までよく見えています。
そばにある岩に腰掛けてこの光景を堪能します。
エベレストを何度もしたから山頂まで見ていると、不思議なことに私にも登れそうな気がしてきます。
ローツェは、手前にあるヌプツェ(7,855m)の陰に隠れています。
アイスフォールに陽が当たってきます。
針のように尖った氷河の様子がよく見えています。
エベレストの山頂部です。サウスコルが少し見えています。
このサウスコルには第4キャンプを設営して、ここから山頂まで15時間~20時間で往復するようです。
いつの間にか、ロブジェ方面は雲海の中となっています。
その中でもアマダブラムの山容は異彩を放っています。
このエベレストからヌプの姿を目に焼き付けます。
20分ほどこの景観を存分に楽しんだので降ります。
岩ばかりの道ですがどんどん下れます。
もう少しでロッジに到着というところで日本人の若い男性2人が登ってきます。
挨拶を交わし立ち話をするとアイランドピークを登りカラパタールへ来たといいます。
「どちらからですか?」といわれたので、「札幌です」というと「私も札幌です」という声が帰ってきました。
こんなところで札幌から来ている人に会えるとは思いませんでした。
ロッジでもう一杯ミルクティーを飲んでからロブジェ目指して下ります。
1時間ほどゆっくり休んだのでゴレクシェプを出発します。
疲れた身体ですが、さすがに降りは早いです。
1時間40分ほどでロブチェに到着です。
昼食を軽く取って、何よりも休憩ですので寝袋に潜り込みます。
夕食を取るために食堂へ行くと日本人の男性が1人います。
話を聞くと東京在住の64歳の男性でした。
今回はガイドも連れずに1人で歩いているとのことです。
アイランドピークを見に行ってきたと話してくれます。
私がこれからアイランドピークへ行くと話すと、山を見たけれどとても登れるような山だとは思えなかったといってます。
今回の経費などの話をするので、私がアサヒトレックに支払った費用などを話すとそのぐらいの金額で登れるなら考えてみるかななどといっています。
普段は本州の山を登っているようですが、友達を誘ってみたが誰も一緒に来ると入ってくれないので一人で来たのだといっています。
10月の誕生日で再就職先も退職し、完全年金暮らしになったのでこれが最後かと思って出掛けてきたなどと話してくれます。
この話を聞くと人ごとではありません。
この人は私より丁度1歳年上ですので、来年の私の姿を見るような思いに駆られました。
今日は今回の目標の一つであるカラパタールからエベレストを見ることが出来ました。
さあ、今度はアイランドピークに登らなければなりません。
気持ちを新たにして、取り敢えずはこれまでの疲れを取るのが先決です。
夕食後もそうそうに寝袋に入って身体を休めます。
この時は登頂するグループはいなかったでしょうか?
それにしてもカラパタールに行ってからBCに寄るなんて聞いたことないような・・・。
アイランドピークを登る前だから行程をわざとハードにしてたんでしょうか?謎?
当初の予定では、ロブチェからゴレプシェプに登ってきた日の午後にエベレストBCまで歩き、次の日の朝カラパタールに登るようになっていました。
ここまで来るのも予定より1日速く歩いています。
ルクラからカトマンズの飛行機の予約も予定より早いのですが、これは途中で幾らでも調整可能だと思います。
単にガイドの都合だけだったのかもしれません。
エベレストの山頂もジェットストリームが吹いているのかいつも雪煙を上げていました。
あの風では天気が良くても登頂できないのではと思います。
日本に帰ってきてから、栗城君が春に引き続き秋にも挑戦しましたがサウスコルで引き返した映像を放送していました。
彼が単独・無酸素で挑戦するといっていますが、単独の定義が曖昧です。
BCから上のテントも全て単独で荷揚げするなら本当に単独といえると思いますが、実際はそうでもないようです。