今年は雪解けが早い北海道です。
3月中旬で早くも札幌市内の雪は消えました。
この時期になりますとスノーシューで山歩きをする人が増えてきます。
そんな人達に人気の山が漁岳です。
漁岳は、札幌近郊にある山で登山口まで小1時間で行くことが出来ます。
そして、山頂からの景観がすばらしいのです。
目の前には荒々しい山頂の恵庭岳、その横にはブルーの水を湛える支笏湖、その向こう岸には真っ白な樽前山も見えています。
また、目の下には真っ白に凍ったオコタンペ湖も見えます。
今回は、漁岳から小漁山を巡り、そこからオコタンペ湖を目指して降るという登山道のない冬でないと歩けないコースに挑戦です。
メンバーは、最近一緒にスキーを楽しんでいるピオレ山の会のUcさんとStさんです。
3月29日(日曜日)
漁岳の登山口に8時集合します。
予定していた駐車場が今年は除雪していません。
やむなく歩道に乗り上げて駐車します。
8:25分、登山準備が出来たので出発です。
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駐車スペースはすでに満杯です。
ここからはしばらくの間、漁沢に沿って林道を歩きます。
そして、林道のドン詰まりから左手の尾根に取り付きます。
そこから稜線目指しての登行が続きます。
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稜線で一休み、目の前には恵庭岳が見えています。
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稜線は風が強くなってきました。
長い時間休んでしまうと身体が冷えてしまうので5分ほど休んで登ります。
漁岳の手前にある1,175mのコブ山目指して登ります。
目の先に先行するグループが見えてきました。
1,175mのコブ山はクラストしており慎重に歩きます。
11:10分、コルに到着です。
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先行していたグループは、ここにスキーをデポするようです。
私達は、スキーアイゼンを付けて登ることにします。
ここから山頂までは風が強いだけでなく雪面が堅くクラストしています。
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一歩一歩、スキーアイゼンの歯を雪面に食い込ませて登ります。
約30分で漁り岳の山頂に到着です。
しかし、底は風が吹きすさぶ山頂です。
記念写真を写すのも大変でした。
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UcさんとStさんです。
ここからはシールを外さなければなりません。
強風に気を付けながらスキーからシールを外しテザックに納めます。
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これから歩く小漁山です。
風が強いので早々に退散です。
しかし、シールを外したスキーですが斜面はデコボコしており滑るのも大変なのです。
それを何とかごまかしながら少し高度を落とすと、やっと、滑られる斜面に着きました。
ここからは、小漁山とのコルへ向かって一気に滑ります。
コルに着くと風が和らいでいるので休憩します。
軽く食事を取り、ゼリーなどを食べて小漁山への登りに備えます。
小漁り山へ登っていると目の下にオコタンペ湖が見えており、その向こうに恵庭岳が聳えています。
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小漁山の西面は急な崖となっており荒々しい岩も見えています。
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13:00分、小漁山の山頂に着きました。
しかし、この山頂には標識などがありません。
わずかに木の枝にピンクテープが付けられているだけです。
さてここからオコタンペ湖に降るには西側に張り出している雪庇を越えなければなりません。
小漁山から南にある1,128m鋸部山目指して少し降ります。
そこで、雪庇が低くなって下に降れそうな場所を見つけました。
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ちょっと緊張しましたが、何とか降ることが出来ました。
ここからオコタンペ湖目指して急な斜面を滑り降ります。
適当に降っていると狭い沢に突き当たってしまいました。
この沢を降るか、少し登り返して1本西よりの沢を降るか協議します。
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結局、この沢を降ることにしてスキーを背負います。
約100mほどでしょうか?
急な沢を慎重に降ると、その下は傾斜が緩くなっています。
ほどなく平坦な地形で森の中に入ります。
慎重に方向を見定めてオコタンペ湖を目指します。
15:30分、オコタンペ湖の湖岸に到着です。
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真っ平らな湖面に歩いた跡が続いています。
ここからは、凍ったオコタンペ湖の上を歩きます。
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後ろを振り返ると漁岳の山頂が見えています。
オコタンペ湖の西の端を目指して歩きます。
西の端にある湖岸からは急な斜面を登ります。
登り終えたところがちょうど展望台のある場所でした。
ここから冬季は通行止めとなっている道路を歩いて出発地点へ帰ります。
16:30分、駐車場に到着です。
やれやれ、やっと帰ってきました。
天気がいいので歩けましたが、約8時間30分の長丁場でした。
3月中旬で早くも札幌市内の雪は消えました。
この時期になりますとスノーシューで山歩きをする人が増えてきます。
そんな人達に人気の山が漁岳です。
漁岳は、札幌近郊にある山で登山口まで小1時間で行くことが出来ます。
そして、山頂からの景観がすばらしいのです。
目の前には荒々しい山頂の恵庭岳、その横にはブルーの水を湛える支笏湖、その向こう岸には真っ白な樽前山も見えています。
また、目の下には真っ白に凍ったオコタンペ湖も見えます。
今回は、漁岳から小漁山を巡り、そこからオコタンペ湖を目指して降るという登山道のない冬でないと歩けないコースに挑戦です。
メンバーは、最近一緒にスキーを楽しんでいるピオレ山の会のUcさんとStさんです。
3月29日(日曜日)
漁岳の登山口に8時集合します。
予定していた駐車場が今年は除雪していません。
やむなく歩道に乗り上げて駐車します。
8:25分、登山準備が出来たので出発です。
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駐車スペースはすでに満杯です。
ここからはしばらくの間、漁沢に沿って林道を歩きます。
そして、林道のドン詰まりから左手の尾根に取り付きます。
そこから稜線目指しての登行が続きます。
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稜線で一休み、目の前には恵庭岳が見えています。
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稜線は風が強くなってきました。
長い時間休んでしまうと身体が冷えてしまうので5分ほど休んで登ります。
漁岳の手前にある1,175mのコブ山目指して登ります。
目の先に先行するグループが見えてきました。
1,175mのコブ山はクラストしており慎重に歩きます。
11:10分、コルに到着です。
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先行していたグループは、ここにスキーをデポするようです。
私達は、スキーアイゼンを付けて登ることにします。
ここから山頂までは風が強いだけでなく雪面が堅くクラストしています。
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一歩一歩、スキーアイゼンの歯を雪面に食い込ませて登ります。
約30分で漁り岳の山頂に到着です。
しかし、底は風が吹きすさぶ山頂です。
記念写真を写すのも大変でした。
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UcさんとStさんです。
ここからはシールを外さなければなりません。
強風に気を付けながらスキーからシールを外しテザックに納めます。
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これから歩く小漁山です。
風が強いので早々に退散です。
しかし、シールを外したスキーですが斜面はデコボコしており滑るのも大変なのです。
それを何とかごまかしながら少し高度を落とすと、やっと、滑られる斜面に着きました。
ここからは、小漁山とのコルへ向かって一気に滑ります。
コルに着くと風が和らいでいるので休憩します。
軽く食事を取り、ゼリーなどを食べて小漁山への登りに備えます。
小漁り山へ登っていると目の下にオコタンペ湖が見えており、その向こうに恵庭岳が聳えています。
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小漁山の西面は急な崖となっており荒々しい岩も見えています。
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13:00分、小漁山の山頂に着きました。
しかし、この山頂には標識などがありません。
わずかに木の枝にピンクテープが付けられているだけです。
さてここからオコタンペ湖に降るには西側に張り出している雪庇を越えなければなりません。
小漁山から南にある1,128m鋸部山目指して少し降ります。
そこで、雪庇が低くなって下に降れそうな場所を見つけました。
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ちょっと緊張しましたが、何とか降ることが出来ました。
ここからオコタンペ湖目指して急な斜面を滑り降ります。
適当に降っていると狭い沢に突き当たってしまいました。
この沢を降るか、少し登り返して1本西よりの沢を降るか協議します。
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結局、この沢を降ることにしてスキーを背負います。
約100mほどでしょうか?
急な沢を慎重に降ると、その下は傾斜が緩くなっています。
ほどなく平坦な地形で森の中に入ります。
慎重に方向を見定めてオコタンペ湖を目指します。
15:30分、オコタンペ湖の湖岸に到着です。
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真っ平らな湖面に歩いた跡が続いています。
ここからは、凍ったオコタンペ湖の上を歩きます。
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後ろを振り返ると漁岳の山頂が見えています。
オコタンペ湖の西の端を目指して歩きます。
西の端にある湖岸からは急な斜面を登ります。
登り終えたところがちょうど展望台のある場所でした。
ここから冬季は通行止めとなっている道路を歩いて出発地点へ帰ります。
16:30分、駐車場に到着です。
やれやれ、やっと帰ってきました。
天気がいいので歩けましたが、約8時間30分の長丁場でした。
近郊の山ですが自分の力量では行かれないルートです。よく歩きました。Iさん、Sさんのおかげです。
でも、そこから小漁岳は気持ちよく歩けましたね。
この時期限定のルートを堪能した1日でした。