井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

トレッキング・19日目・ビレタンティ(1,050m)→ナヤプル→ポカラ

2010-01-27 20:36:00 | アンナプルナ・サーキット
そろそろ起きようかと思っていたらドアをノックされる。
ドアを開けるとネトラさんが朝食を食べたら出発すると言っている。
時計を見たら7時前だ。
30分で準備するといってドアを閉める。

隣のベットに広げている荷物をまとめ、慌ただしく準備をする。
食堂へ行ってパンケーキとミルクティーを頼む。
食堂はまだ早い時間なのか誰もいない。
パンケーキが出てくるまで、ボンヤリと宿の前にある露店を見ていた。

露店の方も開店に準備か商品を店先に並べ出すが、その動きが緩慢だ。
朝早くはみなさんノンビリとしている。

パンケーキが出てきたので慌ただしく朝食を取る。
朝食の飲み物代を払い、いよいよビレタンティーともお別れだ。
露店が続く道を歩いていくと、15分ほどで急な坂道を登る。
5分ほど登ると舗装された道があり、片側に露店が軒を並べている。
その露店の前にはビッシリとタクシーが止まっている。
ここがナヤプルだ。

10分ほど待っているとバスが走ってくる。
このバスに乗ってポカラへ向かう。
バスはほぼ満席!

このバスがポカラへ着くと私のトレッキングが終わる。
つづら折りの道をガタガタと走るバスに揺られ、眠い目をこすりながら上の方を見て山陰を探すが何も見えない。

2時間ほど走ると湖が見えてくる。
何と青い色をしてるのだろう。
バスには通学中の学生が沢山乗り込んでくる。
みなポケットから携帯を出して話し出す。
その姿を見ていると急に現実の世界へ引き戻されたような気がしてオロオロしてしまった。
私のトレッキングがこれで終わるのだ。
急に寂しい気持ちになり、頭の中が熱くなってしまった。

ポカラの町に近づくにしたがって町のざわめきが大きくなってくる。
オートバイや車のクラックション、否が応でも町のざわめきに目を覚ませられる。
現実を受け入れなければいけない。
自然が一杯だったトレッキングが終わり、これからは都会の生活をしなければならない。

ポカラのホテルはなかなか立派なホテルだった。
レイクサイトにあり、5分も歩けば湖に出られる。
ホテルの名前はフイッシュテイル、魚のシッポという意味か?
      

ネトラさんに誘われてちょっと早い時間だけれど町のレストランで昼食を食べる
   
  このレストランはなかなか美味しいものを出してくれる。

このレストランの食事を持ってネトラさんともお別れする。
気持ちばかりのチップを渡し、握手をしてバイバイだ。

日本語が話せないガイドだったが、ネトラさんともいい思いでが沢山出来た。
感謝、感謝です!

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    今日の行動
     7:45分 ビレタンティーを出発
     8:00分 ナヤプル着
     8:10分 バスに乗る
    10:00分 ポカラの宿に着く

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