マリーンズの清田、無期限謹慎の処分になりましたね。禁止されていた部外者との会食とそれを報告しなかったことによるんですね。キャンプも参加できない。残念ですね。去年の優勝争いを失速した原因であった選手のコロナ感染の背後には、こんなことがあったのか、と思うとたいそう情けないですね。加えて、清田の場合は不倫!、それもひどい。まあ、選手の私生活なんてどうでもいいのですが、清田がもっと有名なら、かなり話題になり、叩かれた内容ですね。清田、といってもみんな知らないだろうからなあ…。
ということで、前回・前々回に続いてモーツァルト。「ケーゲルシュタット・トリオ」です。ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調K.498。ボウリングの原型とされるケーゲルンに興じながら作曲したといわれる曲。もともとクラリネットを使用するようにいたが、出版されるときにヴァイオリンに置き換えられ、「ヴァイオリンパートはクラリネットに代えてもよい」とされました。1786年8月5日にウィーンで作曲されました。当時新たに開発されたクラリネットを主に扱った最初の作品と言われます。3楽章からなり、演奏時間は約20分ほどです。
それで、この曲を聴こうと思って、ザビーネ・マイヤーの演奏のCDを取り出して聴いていました。第1楽章の3分ほどすぎたあたりで、突如バッチッという音とともに、音楽が止まってしまいました。なんだ?、と思って、CDを取り出して見たら、CDの表面に小さな点のへこみがあるんですね。これが原因でした。何時何で付いたか不明。とにかく第1楽章は聴けません。たた、第二・第三楽章は聴けるんですがね。うーん、残念。
と言うのも、この曲の唯一のCDだったんです(たぶんそうだろう。もしかしたら埋もれてあるかもしれない笑)。珍しい編成だからそれほどの演奏もないんですかね。ウィーン八重奏団の演奏が一番有名ですかね。しかし、そうだそうだと思ったのは、クラリネットをヴァイオリンに替えての演奏なら、手元にもあことなんですよ。それを引っ張り出して聴くことになりました。それは、ギドン・クレーメル(Vn)キム・カシュカシアン(Va)ヴァレリー・アファナシエフ(P)による演奏です。1984年5、6月ウィーンで録音。
クラリネットとヴァイオリン、どっちがいいかと思うと、やっぱり原曲のクラリネットでしょう、と思うのですが、この曲自体、初めて聴いたのがヴァイオリン版だったので、ヴァイオリンでもそれほど違和感を感じないです。加えて、ヴァイオリンの方が表現も細やかなので、むしろこっちでいいか、とも思います。モーツァルトの室内楽は純な響きがいいですねえ。それぞれの楽器がかぶったりせず、和音も非常にきれいなんです。特にこのCDは、CDを聴き始めたころに、まず友人から借りて聴きました。それをカセットに録音して聴いてました。それでもCDの音の良さに感動してましたね。しかし、それだけではなく、演奏の素晴らしさもあってのことでした。この三人まずもって、音色がきれいです。クレメルのヴァイオリン、クラリネットにもまったく聴き劣りしない美音であり、切れ味も抜群。またアファナシエフも、雄弁なピアノ。そして、カシュカシアンのヴィオラが実に堅い。それほど目立つわけでもないが、じっくり耳を傾けると、その素晴らしさが実感されますねえ。 第1楽章、ヴァイオリンでの演奏は、ほとんど違和感ないですが、クラリネットでも聴きたくなります。クレメルは厳しい音色。甘美さが欲しいところもあるか。三人の呼吸はぴったり。第2楽章、なごやかさに満ちた楽章。アファナシエフのピアノも引き締まった音色。クレメルもみずみずしい。第3楽章、モーツァルトらしいロンド。三つの楽器が実に堅実に歌い上げる。三人の気持ちも親密であり、それも心地よい。
緊急事態宣言、これからどうなるんでしょうか。街の様子を見ても、一ヶ月で解除されるとはとても思えないですねえ。もう頼りはワクチンだけ、なんでしょうかねえ。
(DG 415 483-2 1985 輸入盤)
ということで、前回・前々回に続いてモーツァルト。「ケーゲルシュタット・トリオ」です。ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調K.498。ボウリングの原型とされるケーゲルンに興じながら作曲したといわれる曲。もともとクラリネットを使用するようにいたが、出版されるときにヴァイオリンに置き換えられ、「ヴァイオリンパートはクラリネットに代えてもよい」とされました。1786年8月5日にウィーンで作曲されました。当時新たに開発されたクラリネットを主に扱った最初の作品と言われます。3楽章からなり、演奏時間は約20分ほどです。
それで、この曲を聴こうと思って、ザビーネ・マイヤーの演奏のCDを取り出して聴いていました。第1楽章の3分ほどすぎたあたりで、突如バッチッという音とともに、音楽が止まってしまいました。なんだ?、と思って、CDを取り出して見たら、CDの表面に小さな点のへこみがあるんですね。これが原因でした。何時何で付いたか不明。とにかく第1楽章は聴けません。たた、第二・第三楽章は聴けるんですがね。うーん、残念。
と言うのも、この曲の唯一のCDだったんです(たぶんそうだろう。もしかしたら埋もれてあるかもしれない笑)。珍しい編成だからそれほどの演奏もないんですかね。ウィーン八重奏団の演奏が一番有名ですかね。しかし、そうだそうだと思ったのは、クラリネットをヴァイオリンに替えての演奏なら、手元にもあことなんですよ。それを引っ張り出して聴くことになりました。それは、ギドン・クレーメル(Vn)キム・カシュカシアン(Va)ヴァレリー・アファナシエフ(P)による演奏です。1984年5、6月ウィーンで録音。
クラリネットとヴァイオリン、どっちがいいかと思うと、やっぱり原曲のクラリネットでしょう、と思うのですが、この曲自体、初めて聴いたのがヴァイオリン版だったので、ヴァイオリンでもそれほど違和感を感じないです。加えて、ヴァイオリンの方が表現も細やかなので、むしろこっちでいいか、とも思います。モーツァルトの室内楽は純な響きがいいですねえ。それぞれの楽器がかぶったりせず、和音も非常にきれいなんです。特にこのCDは、CDを聴き始めたころに、まず友人から借りて聴きました。それをカセットに録音して聴いてました。それでもCDの音の良さに感動してましたね。しかし、それだけではなく、演奏の素晴らしさもあってのことでした。この三人まずもって、音色がきれいです。クレメルのヴァイオリン、クラリネットにもまったく聴き劣りしない美音であり、切れ味も抜群。またアファナシエフも、雄弁なピアノ。そして、カシュカシアンのヴィオラが実に堅い。それほど目立つわけでもないが、じっくり耳を傾けると、その素晴らしさが実感されますねえ。 第1楽章、ヴァイオリンでの演奏は、ほとんど違和感ないですが、クラリネットでも聴きたくなります。クレメルは厳しい音色。甘美さが欲しいところもあるか。三人の呼吸はぴったり。第2楽章、なごやかさに満ちた楽章。アファナシエフのピアノも引き締まった音色。クレメルもみずみずしい。第3楽章、モーツァルトらしいロンド。三つの楽器が実に堅実に歌い上げる。三人の気持ちも親密であり、それも心地よい。
緊急事態宣言、これからどうなるんでしょうか。街の様子を見ても、一ヶ月で解除されるとはとても思えないですねえ。もう頼りはワクチンだけ、なんでしょうかねえ。
(DG 415 483-2 1985 輸入盤)
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