いよいよ緊急事態宣言です。先日国会議員の会食のルール云々が報道されてました。人と会う必要はわかりますが、そのとき食事を一緒にしなければならないんですかねえ。首相も毎日ホテルでいろんな人と朝食を一緒に取られていますが、情報交換などだけなら会議室や執務室などでできるでしょう。我々は感染予防のために飲みに行くどころか会食も控えています。国会議員は範を、という声がありましたが、上に立つ人の自覚と責任だと思うのですがねえ。
そんな中で、今回もモーツァルト。前回のクラリネットに続き、ヴァイオリン協奏曲であります。ランスロのCDを取り出すときに、となりにあったのがヤッシャ・ハイフェッツの演奏のCD。おお、これは長いこと聴いていないなあ、と思い取り出しまいた。そのCDは、ヴァイオリン協奏曲第4・5番と協奏交響曲。RCAの廉価盤で当時2000円。これは安いと思って購入したのでした。今ではハイフェッツの録音、20枚以上で4000円とかになっていますが…。
この中から、ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調KV218。ハイフェッツの独奏とサー・マルコム・サージェント指揮ロンドン新交響楽団。1962年5月14.16日、ロンドンのウォルサムストウ・タウン・ホールでの録音です。このオケのロンドン新交響楽団というのは、契約上のことで既存のオケが名前を使えないことでこの名にしたものですかねえ。ハイフェッツやルービンシュタインの録音によく登場しています。RCAと関係あるんですかねえ。よくわかりませんが。
しかし、ハイフェッツのヴァイオリンはもう圧倒的な力がありますねえ。どの録音もそうなんですが、その曲を聴くというより、ハイフェッツを聴く。この場合も、モーツァルトを聴くのではなく、ハイフェッツのヴァイオリンを聴くのでありますねえ。それほどの存在感がありますねえ。そして、ハイフェッツのヴァイオリンの音が強烈なんで、これってもしかしてヴァイオリンの独奏だけを音を大きく録音しているのではないか、と思ったこともあります。それほどのヴァイオリンであります。
そして、ハイフェッツの演奏を聴いていると、いろんなヴァイオリンの演奏の細部にまで耳を傾けることが出来るんですね。他の演奏では分からなかったことや聴けなかったか、または聴こうとしなかった部分がに気がつくこともあるのでありました。ただ、こんな演奏なんで、特にモーツァルトの曲を楽しむということからは随分離れしまうようなところもないわけではありません。確かに、モーツァルトの魅力を楽しむということなら、他の演奏でいくらでも聴けますので。まあそんなことなどでハイフェッツのヴァイオリンにただ聴き惚れる演奏でありました。
第1楽章、非常に活気があり若々しいオケに、それ以上に元気満々のヴァイオリンが加わる。切れ味抜群であり一点の曇りもない。また滑らかに歌い上げる。その響きは非常に心地よい。止めどもなく音楽があふれ出る。第2楽章、セレナード風の楽章ですが、ハイフェッツの演奏が雄弁であるためそんな風情はあまり感じられません。とはいえ、ここでも楷書風の演奏に感嘆するのでありました。そして終楽章。軽快なロンド。勇壮な第1楽章、そしてしっとりと歌い上げる第2楽章、そしてここでは軽快な躍動感と、様々な演奏が聴けるのですが、この躍動感も非常に重心が低く、強固な安定感がいいですねえ。どんな場面でも、ハイフェッツの凄味は健在でありました。
さすがに緊急事態宣言が出たこともあってか、首相の朝の会食は自粛されたみたいですね。でもこの朝食、調べると4000円するんです。税とサービス加えて約5000円。毎朝こんな昼食とはねえ。お金持ちですねえ。うらやましい、でもないか。
(RCA BVCC-5053 1990年)
そんな中で、今回もモーツァルト。前回のクラリネットに続き、ヴァイオリン協奏曲であります。ランスロのCDを取り出すときに、となりにあったのがヤッシャ・ハイフェッツの演奏のCD。おお、これは長いこと聴いていないなあ、と思い取り出しまいた。そのCDは、ヴァイオリン協奏曲第4・5番と協奏交響曲。RCAの廉価盤で当時2000円。これは安いと思って購入したのでした。今ではハイフェッツの録音、20枚以上で4000円とかになっていますが…。
この中から、ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調KV218。ハイフェッツの独奏とサー・マルコム・サージェント指揮ロンドン新交響楽団。1962年5月14.16日、ロンドンのウォルサムストウ・タウン・ホールでの録音です。このオケのロンドン新交響楽団というのは、契約上のことで既存のオケが名前を使えないことでこの名にしたものですかねえ。ハイフェッツやルービンシュタインの録音によく登場しています。RCAと関係あるんですかねえ。よくわかりませんが。
しかし、ハイフェッツのヴァイオリンはもう圧倒的な力がありますねえ。どの録音もそうなんですが、その曲を聴くというより、ハイフェッツを聴く。この場合も、モーツァルトを聴くのではなく、ハイフェッツのヴァイオリンを聴くのでありますねえ。それほどの存在感がありますねえ。そして、ハイフェッツのヴァイオリンの音が強烈なんで、これってもしかしてヴァイオリンの独奏だけを音を大きく録音しているのではないか、と思ったこともあります。それほどのヴァイオリンであります。
そして、ハイフェッツの演奏を聴いていると、いろんなヴァイオリンの演奏の細部にまで耳を傾けることが出来るんですね。他の演奏では分からなかったことや聴けなかったか、または聴こうとしなかった部分がに気がつくこともあるのでありました。ただ、こんな演奏なんで、特にモーツァルトの曲を楽しむということからは随分離れしまうようなところもないわけではありません。確かに、モーツァルトの魅力を楽しむということなら、他の演奏でいくらでも聴けますので。まあそんなことなどでハイフェッツのヴァイオリンにただ聴き惚れる演奏でありました。
第1楽章、非常に活気があり若々しいオケに、それ以上に元気満々のヴァイオリンが加わる。切れ味抜群であり一点の曇りもない。また滑らかに歌い上げる。その響きは非常に心地よい。止めどもなく音楽があふれ出る。第2楽章、セレナード風の楽章ですが、ハイフェッツの演奏が雄弁であるためそんな風情はあまり感じられません。とはいえ、ここでも楷書風の演奏に感嘆するのでありました。そして終楽章。軽快なロンド。勇壮な第1楽章、そしてしっとりと歌い上げる第2楽章、そしてここでは軽快な躍動感と、様々な演奏が聴けるのですが、この躍動感も非常に重心が低く、強固な安定感がいいですねえ。どんな場面でも、ハイフェッツの凄味は健在でありました。
さすがに緊急事態宣言が出たこともあってか、首相の朝の会食は自粛されたみたいですね。でもこの朝食、調べると4000円するんです。税とサービス加えて約5000円。毎朝こんな昼食とはねえ。お金持ちですねえ。うらやましい、でもないか。
(RCA BVCC-5053 1990年)
コロナ感染状況は、減少傾向が見られません。私の住む街でも、連日、感染者が報告されていますが、誹謗、中傷、差別などを考慮して、詳細な情報は発表されません。性別、年齢、職業は発表されますが、クラスター以外は、詳細はふせています。そのため、身近に感染者がいるかどうかが、解らないのです。つまり、危機感が感じられないのですね。恐らく、他の街でも同様だと思います。いくら、医療崩壊といっても響かないのは、こういうところにも、あるのではないでしょうか。
コロナ感染、その実態はよくわかりませんね。無症状者がどれくらいいるかも含めて。とにかく通勤以外は外出しない。外食もしないのスティホームで行くしかありませんね。また、ご教示ください。