過日、中古やさんに行きました。そこで、モーツァルトの協奏曲集の9CDのBOXものを見つけました。ネヴィル・マリナーとアカデミー室管の演奏、「Mozart Violin & Wind Concertos Szeryyng・Nicolet・Holliger Academyy of ST Martin in the Fields」とありました。ヴァイオリン協奏曲や協奏交響曲、そして管楽器による協奏曲などが収められているようでした。そこで思ったのは、アカデミー室管のヴァイオリン協奏曲?。ヴァイオリンは誰だ?、アイオナ・ブラウンか?とかとか。そしてよく見ると、シェリングの名があったので、おっ、これはシェリングとアカデミー室管のヴァイオリン協奏曲か、と思ったのでありました。
アカデミー室管のモーツァルトは、マリナー指揮の交響曲全集、そしてセレナードとディヴェルティメント集、ブレンデルとのピアノ協奏曲、そして4大オペラなどがあり、どれも優れた演奏なのでありました。これに木管などの協奏曲や協奏交響曲などが加われば、だいたいすべての分野の演奏が揃うよな、と思ったのでありました。特に、ヴァイオリン協奏曲の演奏は、これまで聴いたことないぞ、と言った感じでありました。そして、それならば買わざるを得ませんね、と思い、買ったのでありました。3800円でありました。それほど安くはなかったですかねえ。
それで、帰宅して中身を見ると、収められている曲は、①②ヴァイオリン協奏曲第1番~5番とetc。③ヴィオリン協奏曲ニ長調K,271a、2つのヴェイオリン協奏曲、④協奏交響曲<.364、ヴァイオリンとピアノのための協奏曲K.App.56 etc.⑤フルートとハープのための協奏曲、フルート協奏曲,etc、⑥クラリネット協奏曲、ファゴット協奏曲、⑦ホルン協奏曲、⑧協奏交響曲K.App.9/297B、オーボエ協奏曲、⑨フルート協奏曲、協奏交響曲K.297b、などなどでした。
この中で、ヴァイオリン協奏曲は、なんとシェリングとギブソン指揮NPOによるのだったのでした。まあシェリングの名盤と言われるもの。なーんだ、ってとこですね。アカデミーとシェリングのヴァイオリン協奏曲なんて聞いたこともないしねえ。よくよく考えればわかることだったのですが、お店で気持ちが高揚していた(?)こともあってか…。これだけは、アカデミー室管の演奏ではないのですねえ。加えて、このBOXの⑧木管による協奏交響曲(レヴィンによる復元版)と⑥ライスターとのクラリネット協奏曲のCDはダブりでした。シェリングの①②③も持っていますので、結局9枚中、5枚はダブりということになったのでありました。トホホであります。
とは言っても、残りの④⑤⑦⑨はそれぞれ食指をそそるものでありました。その中からホルン協奏曲です。ホルンは名手ペーター・ダム。1988年1月5-8の録音です。ダムは、1974年にブロムシュテット・SKDと同曲を録音しています。またこの曲は、古くはブレインの名盤から、へーグナーとベームVPO盤、ザイフェルトとカラヤンBPO盤、そしてタックウェル盤など著名な演奏があります。実は私、ダムのホルンをソロで聴くのは初めてです。SKDの一員としての演奏は幾度かありますが。この協奏曲は4曲ありますが、どれもモーツァルトらしい、美しく聴きやすい曲であります。アカデミーの室管のモーツァルト、私は大好きです。非常に落ち着いた演奏であり、強弱・速度など理想的とも思えるのでありました。そして、なんと言ってもダムのホルンであります。派手で艶やかというよりも、堅実で渋め。そして非常に伸びやかな音色が実に好ましいです。そして非常に滑らかであり、落ち着いた演奏であります。第2番第2楽章アンダンテ、第3番と第4楽章の第2楽章ロマンツェは、ともにゆったりとしたテンポでホルンのふくよかで美しい音色に魅惑されます。ダムの名人芸が光ります。
しかし、この6月はしんどいですねえ。まあ仕事が多いし、貯まっていますよ。この状態は、7月半ばまで続きそう。もう嫌になりますが、まあ頑張らないと仕方ないですねえ。とほほであります。
(Decca 478427 2012年 輸入盤))
アカデミー室管のモーツァルトは、マリナー指揮の交響曲全集、そしてセレナードとディヴェルティメント集、ブレンデルとのピアノ協奏曲、そして4大オペラなどがあり、どれも優れた演奏なのでありました。これに木管などの協奏曲や協奏交響曲などが加われば、だいたいすべての分野の演奏が揃うよな、と思ったのでありました。特に、ヴァイオリン協奏曲の演奏は、これまで聴いたことないぞ、と言った感じでありました。そして、それならば買わざるを得ませんね、と思い、買ったのでありました。3800円でありました。それほど安くはなかったですかねえ。
それで、帰宅して中身を見ると、収められている曲は、①②ヴァイオリン協奏曲第1番~5番とetc。③ヴィオリン協奏曲ニ長調K,271a、2つのヴェイオリン協奏曲、④協奏交響曲<.364、ヴァイオリンとピアノのための協奏曲K.App.56 etc.⑤フルートとハープのための協奏曲、フルート協奏曲,etc、⑥クラリネット協奏曲、ファゴット協奏曲、⑦ホルン協奏曲、⑧協奏交響曲K.App.9/297B、オーボエ協奏曲、⑨フルート協奏曲、協奏交響曲K.297b、などなどでした。
この中で、ヴァイオリン協奏曲は、なんとシェリングとギブソン指揮NPOによるのだったのでした。まあシェリングの名盤と言われるもの。なーんだ、ってとこですね。アカデミーとシェリングのヴァイオリン協奏曲なんて聞いたこともないしねえ。よくよく考えればわかることだったのですが、お店で気持ちが高揚していた(?)こともあってか…。これだけは、アカデミー室管の演奏ではないのですねえ。加えて、このBOXの⑧木管による協奏交響曲(レヴィンによる復元版)と⑥ライスターとのクラリネット協奏曲のCDはダブりでした。シェリングの①②③も持っていますので、結局9枚中、5枚はダブりということになったのでありました。トホホであります。
とは言っても、残りの④⑤⑦⑨はそれぞれ食指をそそるものでありました。その中からホルン協奏曲です。ホルンは名手ペーター・ダム。1988年1月5-8の録音です。ダムは、1974年にブロムシュテット・SKDと同曲を録音しています。またこの曲は、古くはブレインの名盤から、へーグナーとベームVPO盤、ザイフェルトとカラヤンBPO盤、そしてタックウェル盤など著名な演奏があります。実は私、ダムのホルンをソロで聴くのは初めてです。SKDの一員としての演奏は幾度かありますが。この協奏曲は4曲ありますが、どれもモーツァルトらしい、美しく聴きやすい曲であります。アカデミーの室管のモーツァルト、私は大好きです。非常に落ち着いた演奏であり、強弱・速度など理想的とも思えるのでありました。そして、なんと言ってもダムのホルンであります。派手で艶やかというよりも、堅実で渋め。そして非常に伸びやかな音色が実に好ましいです。そして非常に滑らかであり、落ち着いた演奏であります。第2番第2楽章アンダンテ、第3番と第4楽章の第2楽章ロマンツェは、ともにゆったりとしたテンポでホルンのふくよかで美しい音色に魅惑されます。ダムの名人芸が光ります。
しかし、この6月はしんどいですねえ。まあ仕事が多いし、貯まっていますよ。この状態は、7月半ばまで続きそう。もう嫌になりますが、まあ頑張らないと仕方ないですねえ。とほほであります。
(Decca 478427 2012年 輸入盤))
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