こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

休日のモーツァルト弦楽五重奏

2007年09月17日 12時15分26秒 | モーツァルト
三連休の三日目です。九月は、お休みが多く、出勤日もたしか18日しかありません。来週も三連休。来月にも一度あって、なかなか嬉しい限りです。この三連休、家でゴロゴロなんですが、昨日は大阪に行って、大学時代の先輩が入院されているので、お見舞いに行ってきました。そのついでに梅田で中古CD屋さんにも行って来ました。最初はJJさんの本店に行くはずが、よく分からなくなって、東通りを進み、名曲堂さんとスマイルレコードさんに行きました。スマイルさんでは、バッハのカンタータのリヒター盤がたくさんありまして、まだもっていなかった3枚を見つけ、これでやっとリヒターのカンタータがすべて揃いました。その向かいには、名曲堂さんがあって、クラシックがここはたくさんありますね。値段もまあまあでした。しかし、どのお店もレコードがたくさん置いてあって、やっぱりそれなりにレコードの需要はあるんだなあ、と思いました。
その名曲堂さんで、モーツアルトの弦楽五重奏曲全曲の3枚セットを買いました。スメタナ四重奏団とヨゼフ・スークの演奏です。この演奏は、その昔レコードで持ってました。確かDENONのPCM録音として発売され、デジタル録音の先駆けだったんでしたよね。音が違うなあと思って聞いていたような記憶があります。また、また、弦楽四重奏と違って、その音の厚みも好きでした。その後、アルバン・ベルク四重奏団の3番と4番が出て、これがまた第1ヴァイオリンのギュンター・ピヒラーを筆頭にした凄まじい推進力の表現力で、加えて鮮烈な録音も相まって、またビデオでも見れて、その演奏には大いに唸ったものでした。しかし、3番4番以外は録音されていないので、そこんところが残念でした。比較するとスメタナ四重奏団の演奏は、ある意味物足りなさも感じたものでした。
今回、三枚まとめて買いまして、1960円でした。アルバン・ベルクのような派手さはありませんが、落ち着いた名演奏ですね。レコードの方が、音が鮮明だったような気もしました。しかし、これほどしっかりしたアンサンブルを聴かせる演奏も珍しいでしょう。聞けば聞くほど味のある演奏ですね。多少の表現の物足りなさも感じますが、それも好みの問題でしょう。
休日の昼下がりには、ふさわしい演奏でしょうか。

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