みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

夢を見ました・・・

2017年04月06日 14時48分00秒 | 日記
通勤なのかわからないけど
バスの中で・・・
30年位振りに再会した
難聴と知的の障害を持つ女性。
彼女は、ろう学校時代に
通学、寄宿舎生活、学校生活を
共に過ごした人でした・・・。

身振りや手話(彼女サイン)で
「わぁ~私の事覚えてる?」
「バスに一人で?」
「これからどこに行くの?」

彼女は
ウ~ウ~と言いながら
物や絵をを見せたり
身振りで答えてくれた。
前と変わらない笑顔で・・・。

「すごい!一人でできるんだ!」
「どうやって、言葉を理解できたんだ?」
彼女に合った情報保障の機器を持参していて
少しは字や手話で言葉を理解していた。
沢山会話して・・・
生き生きしていた彼女でした。
そのとたん
目が覚めた・・・。

そして
彼女との思い出が浮かんだ・・・
当時の時代だからこそ
いろいろあったんだね。
2時間くらいかかる同じ通学路。
腰の曲がったおばあさんが彼女を連れて
通っていたんだね。

寄宿舎生活で
彼女がウ~ウ~と言いながら
暴れていた時は
殴り合いをしていたんだね。
でも、それは
伝わらなくて辛かったんだろうね。
音がうるさくて辛かったんだろうね。
手話を認めていたら・・・
対応の知識があったら・・・
通じていけて
暴れた原因がわかるのにな~。
当時は知らなかったからね。

教室は違うけど
小学時の遠足などのグループは
いつも一緒。
当時は「なんで私ばかり彼女と組む?」
一緒になるのが恥ずかしかったのを覚えてる。
でもそれは先生が、通じる人と一緒だと安心して行動できると
判断したからなんだね。

中学時の創作ダンスでは
一緒に組んで
リズムや踊りをうまくこなして
先生や生徒をビックリさせたことも。

彼女は本当活発な人で
運動神経が優れている。
走るのが速くて・・・。
また
「あぶない!あぶない」と
止めてもやっちゃって
傷が絶えなかったなぁ。

彼女が学校卒業してから
会っていない・・・
今ごろ
どうしているのかなと
思いにふけっている
中村でした。
コメント
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