宮城県ではついにインフルエンザ警報が発令されたようです。
インフルエンザ警報の発令について(注意喚起):宮城県ホームページ
私の周りでも、「職場でインフルエンザが流行りだした」という声が
聞こえてくるようになりました。
皆さま、どうぞお気をつけください。
さて、明日、あさっては大学入試のセンター試験が行われますね。
今朝の新聞に、センター試験での障害者への配慮についての記事が掲載されていました。
病気や障害のために受験上の配慮を求め認められた受験生の数が2087人、
これは受験者1000人に対して3.62人にあたり、
人数はセンター試験が始まった29年前と比べて10倍、割合としては7倍、
という内容でした。
大学入試センターのホームページで、障害を持つ受験生に対して
どのような配慮が行われるのか、調べてみました。
受験上の配慮案内(PDF形式):独立行政法人大学入試センターホームページ
聴覚に障害を持つ受験生の場合は、診断名、平均聴力レベル、オージオグラム、
補聴器の種類や型番、必要に応じて語音明瞭度検査の結果、
こういったものを記した診断書の提出を行い、認められた場合、
英語のリスニング試験が免除されるのだそうです。
その他、障害の種類や程度により、試験時間が1.3倍延長されたり、
代筆が認められたり、拡大文字の問題冊子を準備してもらえたり、
通常の受験生とは別室で受験ができたり、
といったこともあるとのこと。
少しずつ障害者への理解が進んできているのだな、と思う一方で、
こういった「配慮を申し出ることができる」といった情報が
そもそもどこまで必要な方々に周知されているのか、
それらの情報は、すべての方にアクセス可能な方法で提示されているのか、
そして、大学に入学してからの配慮はどのようなものなのか…
という疑問が残りました。
障害の有無にかかわらず、学びたいという意思を持つ方々が
十分に学べる社会になっていけばいいな。
センター試験になる前の共通一次試験を受験した(何年前だっけ…)
福元でした。