二十四節気では今日が「啓蟄(けいちつ)」
啓(けい)は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、
土中で冬ごもりをしていた虫が春の暖かさを感じて出てくる頃とされています。
今日はなんとなくあたたかな風が吹き春が来たなぁと感じます。
今でも忘れられないのは実家の雪深い山形県尾花沢市で、春が近づくと昇華(しょうか)した
雪解けのにおいから春が来たと嬉しくなること。
冬の厳しい寒さから解放されたって感じですね。
皆さんはどんな時に春を感じるかな。
(チコちゃんに聞いてるように。(笑))
さて、日曜日の昨日は出前講座でした。
(日曜日も仕事をしてるんだよと強調してる。(笑))
対象はなんと「防災士会みやぎ」です。
「防災スキルアップ研修ならびに一般向けオープン講座」
http://bousaishi-miyagi.org/pdf/R4_openkensyuukai.pdf

いつもの出前講座のように「聴覚障害とは何か」、「どうコミュニケーションを図るか」を。
大声で話しても効果がない。
補聴器は万能ではない。
筆談は簡潔に。
身振り手振りをどんどん使ってなど。
これまでの聴覚障害についての固定概念が覆されたように、一つ一つの説明で
大きな反応がありました。
その他にも東日本大震災で聴覚障害者のおかれた状況、
特に、「避難行動段階」「避難生活段階」「生活再建段階」のそれぞれで困ったこと。
これによって課題があってみみサポみやぎは現在まで「情報発信する」「関係機関との
連携を図る」「つながりづくり」など様々な対策を講じたことも報告。
そして2021年度の事業としてパンフレット「聴覚障害者災害時支援パンフレット~
情報とコミュニケーションを~」について説明。
http://www.mimisuppo-miyagi.org/bousaiinfo.html
参加者は防災士さんがほとんどですから、避難所の設営、運営等ではおおいに役立つ
パンフレットだったと思います。
このことによって情報と地域の理解があれば聴覚障害者でも不安を持つことなく
災害に備えられるのではないかと思った講座でした。
さて、今日はみみサポみやぎ手話動画更新日です。
手話動画:未来へのメッセージ「みやぎ東日本大震災津波伝承館」
http://www.mimisuppo-miyagi.org/douga202303_49.html
「かけがいのない命を守るために、未来へと記憶を届ける場」を構想にした建物だ
そうです。
あれから12年、いろんな思いがあるのではないでしょうか。
「みやぎ東日本大震災津波伝承館」で学び、「石ノ森萬画館」で楽しみ、
昼は「石巻名物サバだしラーメン」を食べる、おやつに(?)「石巻焼きそば」
のコースはおすすめです。(あくまでも私の個人的なコースです。)
今度は車ではなく仙石線で行ってみようっと。
松本でした。
今日のみみサポみやぎ花壇



春の日差しで気持ちよさそうです。