みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

出前講座行って来ました。

2025年01月23日 14時16分14秒 | 日記

昨日、某所にて出前講座。
会場の参加者は30名ほど。
他にもWebによる傍聴があると聞いていたが、
96名ほどいたとか・・・。

まずは「聴覚障害とコミュニケーション」
・伝音性難聴と感音性難聴の聞こえ方の違い。
・感音性は聞き間違えることが多い。
・大声はやめたほうがいい。
・障害者手帳を持っている聴覚障害者は宮城県でや約6,000人。
・障害者手帳を持っていない軽度、中等度難聴者はもっと多い。
・軽度、中等度難聴者にもコミュニケーションに配慮を。
・手話、口話、身振り手振り、筆談、音声文字変換アプリ等の
 コミュニケーション手段。その人に合ったコミュニケーションを。
・補聴器をつければ聞こえるわけではない。 うるさいところが苦手。
・このため聞き分けができず補聴器は万能ではない。
・その他いろいろ・・・。

「(30分と)時間が限られていたため早口で進めた。この早口が
聴覚障害者にとっては悪い見本。(笑)」と説明。
ゆっくりと文節よく話して欲しいとお願いしました。

次は「やってみよう!手話でコミュニケーション」を仙台市聴覚障害者協会の
早川さんを講師に。
「手の向き、動きが大事、顔の表情なども大事」を説明した後、
挨拶の仕方、仕事でよく使う会話など指導。
皆さん表情も固く、動作など円滑でなくぎこちない様子でしたが、
それでも一生懸命覚えようとしている様子には感心させられました。

Webで聴講した様子は見られなかったけれども、講話や手話の内容を
ちょっとでも納得できたらうれしいことです。

世間一般には聴覚障害に関する誤解、偏見がまだまだあります。

聴覚障害のことやコミュニケーションのことなどの理解を深めるように
出前講座を行っております。

そんな訳で、宮城県内で出前講座を依頼したい場合は遠慮なく申し出
ていただければと思います。

申込は以下に。
http://www.mimisuppo-miyagi.org/tunagari.html

お待ちしております。

松本は最近、走るのが早くなったようだ。
特に意味はないが・・・。

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