南埼玉病院 リハビリテーション部のブログ

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グループホーム エクボ の紹介です

2015-11-27 16:03:46 | 日記
11月も今日で終わりです。

前回は、人物の紹介をお送りしましたが、

今回は、『グループホーム』についてご紹介します。

リハ部は、OT課、DC課、相談援助課とグループホーム担当のセクションがあります。


当法人で「グループホーム エクボ」を運営しており、その担当の課です。


今回は、エクボの世話人 主任の松本 浩二さんにお話を聞きました。


~グループホーム エクボの紹介~

 グループホームエクボは、H22年4月、長期に入院している患者さんや、家はあるのだ

が、様々な理由で帰れず退院先に困っている患者さんなどの「居住・生活支援の場」として

スタートしました。

 「入居者が充実した生活を送れる住まい」を目指して、開始当初から試行錯誤しながら運

営を行ってきました。現在は、南埼玉病院から程近いアパートに根をおろし、スタート時の

定員4名から、8名にまで受入れの数も増えています。


 このグループホームの特徴は、「グループホーム」でありながら、より自然な形で地域に

溶け込み、アパート単身生活とほぼ変わらない住環境で生活を送ることにあります。

 また、1人にならないためにも、定期的に開催している食事会などを通して他の入居者と

も交流を図り、顔の見える関係を作っています。

 課題もまだ多くありますが、今後も、1人でも多く、地域で充実した生活を送れる方を増

やしていけるよう頑張っていきたいと思います。





                                 室内の様子です。













                    ロフトもある、ワンルームタイプの居室です。




~入居者へインタビュー~

GHに入って何年ですか?

4年が経ちました。

GHに入って、何が変わりましたか?

ほんの少しだけど、料理ができるようになったことですかね。

自分の食べたいものを少しずつ作れるようになった。

例えば、やきそばとかチャーハンとか。

あとは、時間の融通が利くようになりました。今までは、自分で時間を

締め付けていた生活を送っていたけど、余裕を持てるようになりました。



GHに入って1番良かったことは?


仲間は増えたことですね。一緒に食事をしたりとか、外食しに行ったりとか。

あとは、貯金と節約を覚えたこと。貯金して、好きな釣りや旅行に行ったりしています。


GHで不安なことは?

世話人さんが帰った夜間の間に、体調がすぐれない時に1人で苦しみに耐えなければい

けないのが不安ですね。


5年後の自分を想像してみてください。

働いていたいですね。給料は少なくても構わないから働いていたいです。

少しずつでもいいからお金を貯めて、今以上にもっと幸せになりたいと思う。

今でも充分幸せかもしれないですけど(笑)


あとは、いつもそばにいてくれるパートナーが欲しいですね(笑)

今後も、さらなる充実した生活が送れると良いですね。ご協力ありがとうございました。




                        お部屋の様子です。

松本さん、入居者の方、ご協力ありがとうございました。

これからも、地域で生活する入居者の支えになってほしいです。

11月のブログ担当は、これにて終了となります。

12月は~~~隣席の方にバトンタッチします。~よろしく~








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