クラブ報告
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/3f/0032d7da0d5bb31b5990cb84a5a82555.jpg)
CL 渡辺Aさん
山行日の4日前になっても天候が雨模様。リーダーが迷いぬいている。3日前の10時半に中止連絡を流そうかと連絡があり考慮中に、ホームページの天気予報が突然変わったのだ。晴れマークが現われ、安堵の声が漏れる。早速、電話で皆さんに知らせるが、中止の連絡と間違える人が沢山いた。
当日は天気予報どおり快晴。爽やかな出発となった。皆さんの顔もすっきり、やはり天気が良いと違うものだ。定刻前に全員揃い、早いスタートが切れた。運転は、もうすっかりお馴染みの大野さんです。車中で何時ものようにリーダー挨拶があり養老SAで休憩をとる。木ノ本ICを降り、霞む琵琶湖を見ながら葉桜になった桜の名所海津を過ぎ、ビラデスト今津の看板に誘導されながら登山口に向かう。入り口の、花の立て看板が去年までは「トクワカソウ」になっていたのが、「イワウチワ」に書き直されていた。何故なのだろう。道が狭くなってきたら斜面一面の白いシャガの花が出迎えてくれた。その後に素晴らしいピンクのカーペットか絨緞かと見紛う景色が出てきた。八重桜が花を落として私たちを喜ばせてくれている。車内でも思わず感嘆の声が挙がる。しばらくでビラデスト今津に到着、入場料を払い身支度を整える。
林道を少し歩き登山口に到着、登山届けを出し、いよいよロングランコースのスタートだ。脇の案内板には頂上まで7キロと書いてあり往復では14キロ、気の遠くなるような距離だ。ただ、標高差があまり無いのが救いだ。整備された道を進み小さな沢を渡ると、近江坂にさしかかる。脇には早くもイワカガミが現われる。お目当ての突然変異種の白いのが1本だけあった。坂を上りきり少し下るとビューポイント、霞む琵琶湖と田植えの済んだ水田が見える。10分程歩き尾根を一つ巻くと今日のお目当て石楠花が出てきた。ピンクが少し淡く、時期が少し遅いようだ。だが、見られただけでも良しとしよう。
雨に洗われた新緑の樹林帯は爽やかな風が吹き渡り、いかにも心地よい。脇にはイカリソウやサラサドウダンが咲いている。しばらくで石楠花のトンネルに差し掛かるはずだったが例年よりやや花が少ない、しかし濃いピンクの蕾も沢山ありさすが花の名山だ。
林道を渡り再度登山道に戻ると、初めて見たコナスビと、違いが良くわからないオオバキスミレがあった。イワウチワも大きな葉を広げている。ここまでで5キロの案内板があり残すは2キロ、ようやく先が見えてきた。
だがここからが長い。次が山頂又次がと嘆きの声も聞こえてくるが長い歩きもようやく終わりに、開けた山頂に到着した。三等三角点が変わらずに出迎えてくれる。前の谷筋にはコバイケイソウの葉が群生している。ここにだけかたまって生えているのが不思議だ。
リーダーの情けで長いランチタイムがとれた。皆の顔もうれしそうだ。食後には海が見えるとの声で、早速出かけたグループもいたようだ。至福の時間も終わり、写真をとり帰路にかかる。
爽やかな風は帰りも続き、足も軽くなる。話し声は帰りもやまず、思ったほど疲れないねとの声も聞こえてくる。帰りの石楠花は日を受けて行きよりは疲れて見える。来る時には気づかなかったがバイカオウレンの細い花もあった。
帰りは早く、登山口まで来てくれたバスに乗り込み帰路に着く。終始花の説明をしてくれたリーダーや、諸役の方々ご苦労様でした。そして参加者全員が素敵な一日を過ごせたことがいつにも無くわかり、幸せ感いっぱいでした。最後に花の違いが良くわからないの
で調べてみました。
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よくよく見てもわからないですね。他にまだ、ヒメイワカガミ、ヤマイワカガミもあるのでもっと分かりません。
コースタイム
関5.50=養老SA6.40=ビラデスト今津8.20・・登山口8.55・・大御影山頂上12.02~13.00・・登山口15.30=ビラデスト今津16.10=「道の駅」あじかまの里16.42 = 関18.35
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CL 渡辺Aさん
山行日の4日前になっても天候が雨模様。リーダーが迷いぬいている。3日前の10時半に中止連絡を流そうかと連絡があり考慮中に、ホームページの天気予報が突然変わったのだ。晴れマークが現われ、安堵の声が漏れる。早速、電話で皆さんに知らせるが、中止の連絡と間違える人が沢山いた。
当日は天気予報どおり快晴。爽やかな出発となった。皆さんの顔もすっきり、やはり天気が良いと違うものだ。定刻前に全員揃い、早いスタートが切れた。運転は、もうすっかりお馴染みの大野さんです。車中で何時ものようにリーダー挨拶があり養老SAで休憩をとる。木ノ本ICを降り、霞む琵琶湖を見ながら葉桜になった桜の名所海津を過ぎ、ビラデスト今津の看板に誘導されながら登山口に向かう。入り口の、花の立て看板が去年までは「トクワカソウ」になっていたのが、「イワウチワ」に書き直されていた。何故なのだろう。道が狭くなってきたら斜面一面の白いシャガの花が出迎えてくれた。その後に素晴らしいピンクのカーペットか絨緞かと見紛う景色が出てきた。八重桜が花を落として私たちを喜ばせてくれている。車内でも思わず感嘆の声が挙がる。しばらくでビラデスト今津に到着、入場料を払い身支度を整える。
林道を少し歩き登山口に到着、登山届けを出し、いよいよロングランコースのスタートだ。脇の案内板には頂上まで7キロと書いてあり往復では14キロ、気の遠くなるような距離だ。ただ、標高差があまり無いのが救いだ。整備された道を進み小さな沢を渡ると、近江坂にさしかかる。脇には早くもイワカガミが現われる。お目当ての突然変異種の白いのが1本だけあった。坂を上りきり少し下るとビューポイント、霞む琵琶湖と田植えの済んだ水田が見える。10分程歩き尾根を一つ巻くと今日のお目当て石楠花が出てきた。ピンクが少し淡く、時期が少し遅いようだ。だが、見られただけでも良しとしよう。
雨に洗われた新緑の樹林帯は爽やかな風が吹き渡り、いかにも心地よい。脇にはイカリソウやサラサドウダンが咲いている。しばらくで石楠花のトンネルに差し掛かるはずだったが例年よりやや花が少ない、しかし濃いピンクの蕾も沢山ありさすが花の名山だ。
林道を渡り再度登山道に戻ると、初めて見たコナスビと、違いが良くわからないオオバキスミレがあった。イワウチワも大きな葉を広げている。ここまでで5キロの案内板があり残すは2キロ、ようやく先が見えてきた。
だがここからが長い。次が山頂又次がと嘆きの声も聞こえてくるが長い歩きもようやく終わりに、開けた山頂に到着した。三等三角点が変わらずに出迎えてくれる。前の谷筋にはコバイケイソウの葉が群生している。ここにだけかたまって生えているのが不思議だ。
リーダーの情けで長いランチタイムがとれた。皆の顔もうれしそうだ。食後には海が見えるとの声で、早速出かけたグループもいたようだ。至福の時間も終わり、写真をとり帰路にかかる。
爽やかな風は帰りも続き、足も軽くなる。話し声は帰りもやまず、思ったほど疲れないねとの声も聞こえてくる。帰りの石楠花は日を受けて行きよりは疲れて見える。来る時には気づかなかったがバイカオウレンの細い花もあった。
帰りは早く、登山口まで来てくれたバスに乗り込み帰路に着く。終始花の説明をしてくれたリーダーや、諸役の方々ご苦労様でした。そして参加者全員が素敵な一日を過ごせたことがいつにも無くわかり、幸せ感いっぱいでした。最後に花の違いが良くわからないの
で調べてみました。
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よくよく見てもわからないですね。他にまだ、ヒメイワカガミ、ヤマイワカガミもあるのでもっと分かりません。
(記録担当 鷲見Mさんの報告より)
(スライド写真提供 須田さん)
コースタイム
関5.50=養老SA6.40=ビラデスト今津8.20・・登山口8.55・・大御影山頂上12.02~13.00・・登山口15.30=ビラデスト今津16.10=「道の駅」あじかまの里16.42 = 関18.35