クラブ報告
2014年6月1日(日) 天候 晴れ 参加者 37名
CL 藤沢
恒例の関市役所駐車場の清掃が手際よく行われ、諸役の紹介、初参加の人の紹介、行程の説明のあと登山口である古津林道駐車場まで向かう車と、三田洞下山口にデポする車とに別れ出発する。
駐車場に着くと、今年大量発生している毛虫がゾロゾロいて、車から下ろしたザックやズボンについて大慌てで払いのける。前途多難
Hさん指導のストレッチに続き、Sさんによる地図の正置の説明を受けていると、デポした車の運転手を乗せた車が到着する。全員揃った所で、Kさんの提案で、今日は皆が交代でトランシーバーの体験をする事になる。前回の百々ヶ峰登山の時にもいただいたお手製地図が全員に配られた所で出発する。
トンネル工事の為、長い間通れなかった東海自然歩道に入り、長良川展望所から松尾池に向かう。一洞山観音寺の表示を見上げると石段の上にお堂が見えていた、足元にはキランソウが可愛く咲いている。今日は清掃登山なので皆ゴミを拾いながら長良川展望所に向かう。南側なので暑さを心配しましたが、樹木が直射日光を遮ってくれたので助かりました。長良川展望所からは黄砂の為、遠望はきかないものの、舟伏山、岩田山、金華山をバックに長良川のゆったりとした流れを一望する事ができました。登山道脇には遅咲きのつつじがちらほら咲いていた。
松尾池に下りトイレ休憩後、橋を渡り池の北側より直登コースに取りつく。ジグザグに登って行くと、岩が現れる。先週の岩場訓練の成果か、皆難無くクリアする。展望岩より一頑張りすると頂上に着く。37人の大所帯なので、他の登山者に迷惑がかからないよう、集合写真を撮ったら早々に北側の権現山方向に下山する。トイレのある管理道路の左側にベンチがあり、木陰で涼しいのでここで昼食にしてはどうかとの提案があり、急遽昼食場所を白山展望地から変更する。一緒に食事をしていた人が、偶然にもこのテーブルとベンチを作って下さった方で、藍川校下にお住いの方でした。ここでも嬉しくない毛虫のお出迎えがあり、体がムズ痒くなりました。
ベンチの奥の道に入りトラバースして、白山展望地にある小町滝登山口分岐から、北縦走路の鉄塔を目印に源太峰に向かいます。私の校下の藍川北中生徒作の立派な案内板があり、右は小町滝なので反対側の三田洞方面に進む。13番鉄塔への巡視路は、鞍部に下ると一部崩落して危険な個所がありましたが、慎重にクリアして13番鉄塔に無事到着。鉄塔では休憩を兼ね現在地の確認をします。少し下りると鳥居があり脇に2体の石仏が鎮座している。古い鳥居にはヒビが入り「明治41年」の字が読み取れました。ここから10分程で左が三田洞、右が岩井に通じる車道に出ます。ここでも現在地の確認をするも、地図を見てまだまだ先が長い事が分かり思わず溜め息が出ました。
車道を登り暫く行くと左に祠があり、トンネルの上にある鉄塔に出ます。ここからは眺望もよく、左手に福富の町が眼下に広がる。鉄塔を辿って登り下りを繰り返し、ふと振り返れば百々ヶ峰、権現山が、前方には源太峰を確認する事が出来ましたが、まだまだ遠そうです。あまりの暑さに「カキ氷が食べたい」「生ビールが飲みたい」と自然に誰の口からともなく出てきます。下山口への分岐に着き、ここで6人を残し、残りの人で山頂を目指します。やっと着いた山頂は3等三角点はあるものの眺望はありません。水分補給をして下山口への分岐で待つ6人の元に急ぎます。合流してザレた道を下って行くと、あっけなく林道に出ました。林道を歩きデポした車に着いた所で解散の挨拶。
デポした車に、現地解散の人と関市役所までの運転手が乗り、古津登山口に向かいます。15分程で三田洞下山口で待つ人を迎えに来て、関市役所で解散。
猛暑の中、低山を7時間余りよく頑張りました 皆さん本当にお疲れさまでした
(記録担当 藤沢の報告より)
コースタイム
関市役所清掃 6:15~7:00
関7:15 = 古津林道駐車場7:40~8:24 ・・・ 長良川展望所登山口 8:30・・・ 長良川展望所9:08・・・松尾池(トイレ休憩)9:45~55・・・岩場10:19・・・百々ヶ峰11:06~11:11・・・峠 昼食11:26~12:05・・・小町滝登山口分岐12:18・・・13番鉄塔13:10・・・車道13:23~13:28・・・源太峰14:31~14:40・・・下山口分岐14:53・・・下山口15:06・・・三田洞駐車場15:15~15:22
(スライド写真提供 山田Mさん)
(地図提供 山田Mさん)