みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

籾糠山

2017-11-07 | クラブ山行

クラブ山行

2017年11月5日(日)    天候 晴れ     参加者 30名    

   
                             2.5万図 鳩谷/平瀬   3等三角点                                                           
CL 安田さん
 台風の影響などで2週続けて中止になった山行は、1ヶ月ぶりに晴天の中実施されました。
リーダーの挨拶のあと体験山行の片桐さんの紹介があり、参加者30名は6台の車に分乗して出発。途中郡上ICで1名合流しました。
 CLの事前調査の結果、国道360号の河合方面からのアクセスが出来ない為、白川郷方面から天生峠に向かいます。途中の車窓から見る紅葉はとても綺麗でした。迫力ある「天生の中滝」を過ぎると「白山連峰展望地」です。山頂からは猿ヶ馬場が邪魔をして見る事の出来ない白山の遠望を堪能して、赤いとんがり屋根のトイレが可愛い天生峠駐車場に着きます。駐車場は私達だけです。見渡す木々は葉を落とし、ひっそりとしています。

 恒例のストレッチ後登山開始。入り口では環境対策の泥落としのマットがあり、丁寧に泥を落とし、受付で「森林環境推進協力金」一人500円を支払います。吊り下げられた温度計は0.5度でしたが、風が無いせいか寒くなく絶好の登山日和でした。
 湿原探勝路に向かう途中、昨夜降ったのか笹の葉の所々に雪が見られます。登山道には熊よけの一斗缶がぶら下げてあり、誰かがストックで叩いたのでビックリ。この音なら熊も逃げ出す事間違いなし。雪化粧した山頂は満開の山桜のようでした。

 天生湿原の木道にくると雪が有り、滑らないように気を付けて東回りでカラ谷分岐に出ます。右にブナ探勝路、左に木平探勝路、真ん中がカラ谷登山道です。休憩後「カラ谷登山道」でカツラ門を目指します。根元に大きな穴の開いた樹齢およそ300年から500年のカツラの巨木群には圧倒されました。樹氷は青空に映え絵の様で皆感動してシャッターを押します。木平分岐を経て、籾糠分岐から急な階段を上がる頃、解け始めた樹氷が霰のようにパラパラ落ちてきます。足元を見ると氷砂糖の様な塊や霜柱のような塊もありました。

 山頂に着くと先発隊が首を長くして待っていてくれました。
雲海の上に浮かぶ冠雪した御岳・乗鞍・北アルプスの大パノラマは圧巻でした。山座同定をした後、狭い山頂で全員片寄せあっていただくランチ時間は至福の一時でした。

 下山は先発隊10名が木平探勝路を、後の20名はブナ探勝路で下山開始、
眼下に見る樹氷や、冠雪した山々に別れを告げ、先発隊との合流地点カラ谷分岐に向かいます。途中ミズバショウ群生地に希望者だけ立ち寄り、トチ・ブナの巨木を過ぎると合流場所のカラ谷分岐に出ます。昨日テントの携帯トイレ用ブースは撤去され、閉山の為の準備が進められていました。

 帰りに大白川温泉「しらみずの湯」で温まり、体験山行の方、入会後初参加の方から「又参加したいです」「皆と登るのは楽しい」「素晴らしい山に出会えた」等の感想を頂きました。
CLの挨拶の後解散 諸役の皆さまお疲れさまでした。
紅葉は終わっていましたが、思いもよらなかった樹氷と冠雪した北アルプスの大展望を見る事ができ、記憶に残る登山となりました。ありがとうございました。

                              (記録担当 藤沢の報告より)

   コースタイム
関6:00==美濃IC6:10==荘川IC7:04==天生峠PK8:04~27・・・カラ谷分岐9:18~24・・・かつらの巨木9:43・・・木平分岐10:09~15・・・籾糠分岐10:40・・・籾糠山頂11:19~12:12・・・ミズバショウ群生地13:33・・・カラ谷分岐13:41~43・・・天生峠PK14:22~35==大白川温泉「しらみずの湯」15:30~16:35==白鳥IC17:38==美濃IC18:08==関18:20

 

    
                                   (写真提供 渡辺Kさん)

        
                       

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする