クラブ山行報告
2022年8月28日(日) 天候 曇り 参加者 11名
CL 佐藤Yさん
感想・雑記
今年の8月は天候が不安定で1日中晴れている日はほとんどありません。今日は中央アルプスにある麦草岳のクラブ山行、天気が心配でしたが予報が好転して、前日の昼に山行実施が決定されました。翌朝、目を覚ますと雨が降っていましたが、登山口到着の7時頃には雨が止むと誰もが信じて出発しました。
しかし長野県に入っても雨が止む気配がありません。コガラ登山口に着いたときは小雨が降っていて駐車場から麦草岳方面が確認できましたが・・・相談の結果「この天気で登っても展望が望めない。」と判断、この近くにある坊主岳に急きょ転進になりました。
坊主岳は経ヶ岳の西にある標高1960.7mの山で、往復4.6km標高差約900mの、雪山で登られることが多い山です。県道にあるイノコ沢橋を渡ってすぐに登山口があり駐車場がありません。橋の横に今は使われていないような林道があり、ギリギリ2台駐車できました。この頃には、雨は止みましたが雲は取れません。
7:55登山開始、登山道はいきなりジグザグの急登ですが、松葉が絨毯のようにフカフカに積もっていて歩き易かったです。赤松も多く「私有地に付きキノコ採取禁止」の注意書きがありました。落葉樹も多くあり秋の紅葉は綺麗になりそうです。花はほとんどありませんが「ミヤマウズラ」という花を初めて見ました。イチヤクソウの花を細くしたような白い花ですが、百々ヶ峰にもあるそうです。キノコは食べられそうにない大きな物が沢山生えていました。1426m地点に「どうぞの椅子」と書いた椅子が2個あり、そこで休憩しました。
その先頂上近くまで背の高い笹が茂り登山道を防ぎ、雨上がりで濡れていてズボンがずぶ濡れになりました。途中少し緩やかな登りで距離を稼ぎましたが、頂上まで標高差約350mはまた急登になり息が切れました。
10:00 やっと頂上に着きました。頂上は広くはありませんが背の低い笹原で360度の展望です。しかし、ガスで辺りは真っ白、何も見えません。・・・でも、皆で集合写真を撮ってから昼食を食べて楽しく過ごしました。食後に新入会者2人のスピーチがあり「一緒に登れて楽しい。」と話され、もうすっかり、みのハイクの仲間入りです。
10:50足のストレッチをしてから下りました。距離が短いので12:35に無事下山しました。急な転進で登山道の様子が心配でしたが、笹はありましたが尾根添いに登山道がしっかりあり迷うことなく登れました。
「道の駅木曾福島」に移動して長い休憩をしましたが、まだ時間があったので中津川労山お薦めの「苗木城跡」を見学して帰りました。17:30に関市役所到着、リーダーの挨拶後解散しました。リーダーと皆さんのご協力で楽しい山行になりました。
(記録担当 清水さんの報告より)
コースタイム
関4:00==富加関IC==恵那峡SA==中津川IC==国道19号線==道の駅木曽福島==コガラ登山口6:20~6:35(坊主岳に転進)==坊主岳登山口7:20~7:55・・坊主岳頂上10:00~10:50・・坊主岳登山口12:35~13:00==道の駅木曽福島(休憩)13:40~14:40==苗木城跡15:30~16:10==中津川IC==恵那峡SA==富加関IC==関17:30
(写真提供 五十川さん)