クラブ報告
11月4日(日) 天候 晴天 参加者 13名
CL 須田Kさん
近くて遠い山、日永岳にやっと登る事が出来ます。
CLさんのお言葉通り計画が出されてから今回が3度目の正直で待ちに待った山!なのだ~。
朝から抜けるような青い空、参加者の皆さんの心も晴々、3台の車で美山支所へ、ここで待つ2人と合流,舟伏山登山口の看板を見過ごし奥へ奥へと入っていくが紅葉が始まった様子はなくちょっとがっかり~。所が、カッパ谷の林道を進む程に色が濃くなり廃校跡地まで来ると辺りの山は紅葉真っ盛り!ヤッタネ うれしい~。
この先の林道へは大型車が入れないので、まず2台の車でゲートの有る所まで行き、後から一台の車に迎えに行ってもらう、時間にして往復10分、全員揃った所で、CLさんの指導でストレッチ体操をし、登山口に向かう。(2年前に来た時は登山口まで車で行ったのに…。)登山口近くは草が茂り一目で登山口の認識が出来ないほどだった、登山道は、いわかがみの群生が続き春も楽しめる山のようだ、それにしても山のきれいな事、黄葉と紅葉がいりまざり、まるで絵に描いた景色をみているよだ、きれい、きれいの言葉が飛び交っている。登山道は急登続きできつく、トラバースが始まると笹が背丈まで伸び半藪こぎ状態、これを進むと今度は崩落現場が現れ細いロープにつかまり慎重に下り、また登る、若葉30山の中で日永岳が一番きついと聞いたが事実のようだ、でも、本当の山歩をしているようで気分は上々!何ってたってこの晴天に紅葉、誰も文句は言わないぞ、なんて考えているうちに稜線に取り着き、南方に金華山、百々ヶ峰、ツインタワーその向こうの峰々には伊吹山、霊仙岳、藤原岳等が見え絶景!あまりの絶景さにここで弁当を食べたいと言う人も現れたが我慢し頂上へ向かう。
この先、急な登りで根っこがはり出した難所でもたいした遅れを取ることも無く快調、このあたりからシャクナゲが群生していて楽しみがまた一つ増えた感じ、頂上が近くなり始めて登頂される6人の方を先に、登頂の悦びを深く味わっていただくための配慮も忘れない。三角点に悦びのタッチの後、山の説明を受ける、北に、なじみ深い御嶽山、乗鞍岳、奥穂高岳、薬師岳等、西には能御白山、温見峠、屏風山とその他、沢山の山を見ることができる日永岳の素晴らしさを思い知りました。
その後、反射板まで戻り和やかなランチタイムをとり下山、乗越峠で滋賀県から来られた若い6人と出会い、素晴らしい紅葉の山を見て頂ける、うれしさがこみ上げてきたのは私だけではないでしょう。美山支所まで来て今日で二回目の吉村さんの紹介があり、楽しい山でしたと満面の笑みで答えられたのが印象的でした、次回も参加してもらえる事を願いつつ…。
CLさんから、家に着くまでが登山ですから気を付けてお帰り下さいとのお言葉をいただき解散。
お世話下さった皆さんありがとうございました、参加の皆さんお疲れ様でした。
地図を見ながら登っておられる方があり感心しました、地図を持って行っても登山口で山の方向を確認するだけで後はリュックの中にしまいこんでしまう私とは大違い、だからいつまでたっても覚えられないのだと痛感した次第です
(記録担当 東山さんの報告より)
(スライド写真提供 須田Kさん)
コースタイム
関 6:55=美山支所7:25~7:40=林道ゲート前8:15~8:50…西ヶ洞乗越(桧のある峠)10:50…頂上11:25~12:30林道終点14:20~14:35…美山支所15:10~15:15=関15:50