夏日で注意が呼びかけられる文化の日、島岡美延です。全国的にお祭り、イベント、屋外は特に暑さ対策を。昨日は電車で冷房が効いていて、半袖の人も。
ここも今日は暑いかしら、鹿児島を舞台にした物語。映画『青すぎる、青(4日公開)』をご紹介します。先日のラジオに今関あきよし監督が登場。鹿児島で出会った様々なロケーションから、オリジナルの物語を紡ぎ出していった過程に奇跡を感じました。
父親を亡くした美巳(上大迫祐希)は、店を切り盛りしに来た伯母(佐伯日菜子)とぎくしゃくした日々を送る美大生。卒業制作が決まらない美巳に対し、同じ美大の親友、希良(原愛音)は前向きながら自分を持て余している。ある日、美巳に不可思議な変化が起こり、見えないはずのモノが見え、聞こえないはずの声や音が聴こえるようになり――。
居場所であるアパート屋上から見える桜島。キャンバスに描かれる青い色。街中にそびえるガジュマルの樹。この街は空と海と、まさに宇宙とつながりそうな場所ばかり。