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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

自分にとっての「避難」とは

2020年07月06日 07時39分12秒 | 日記、その他
九州の大雨は再び危険な状態にも、島岡美延です。
昨日はコロナが理由で亡くなった人は、いませんでした。
一方、熊本の豪雨で22人が亡くなり、心肺停止、行方不明の人もいます。
少し、想像してみましょう。
真夜中に家の中への浸水を察知できたとして、寝ている家族を起こして、どこかへ移動できますか?
「命を守る行動を」と呼びかけられても、なかなか動けないのが人間の習性。
“今まで、それほどでもなかった”経験が判断を鈍らせ、“今まで経験したことない災害”には、なかなか対処できない…。
ハザードマップも中小河川に対応しきれていなかったりしますが、避難する心構えの目安になります。
ほとんどコロナの感染者が報告されていない地方ですら、“密がこわい”と避難所にいかない人が災害の犠牲になってしまうかもしれません。
もちろん、「避難=避難所に行く」とは限りません。
ただ、そこに立つ家の中にいて本当に大丈夫なのか、あらかじめもっと高台のどこかに行くべきか、コロナを恐れること以上に、家族で話し合っておきたいですね。

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2 コメント

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Unknown ()
2020-07-06 09:16:50
月曜日の朝、医療関係者と話す機会があり、大雨災害とコロナについてたまたま話しました。
 誤解を避けずに言えば、「コロナで亡くなるのは元々具合の悪い人だが、大雨では誰でも亡くなる」という話になりました。島岡さんおっしゃるように、およそコロナとは無縁の地方でも、いざとなれば、コロナが怖くて避難所に行くのを躊躇うなんてのはナンセンスですが、そうなりかねないくらい皆さんがコロナを恐れているのが実状ですよね。今朝の時点であれだけ大騒ぎしても、亡くなった方は日本全体の累計で1000人にもならないのですが、一方目の前の老人ホームで10人以上が…という災害。いざと言うときに冷静な判断を求められるのが災害ですね。
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桂さまへ (島岡美延)
2020-07-07 08:55:42
いつもありがとうございます。
元気だった人の命が、いきなり奪われるのが災害、ということを突き付けられる数十時間が続いています。
「密な場所に行くな」だけが人々に刷り込まれてしまっているなら、それはマスコミの報道が原因かも。
一方で、「直ちに避難してください」=家から離れて、という刷り込みは何十年にも渡っているので、必要のない人まで避難所に殺到…、というのも困ったものです。
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