クリスマスの朝刊に「出生数70万人割れ」の見出し、島岡美延です。初めて80万人を割ったのが2022年。少子高齢化と何十年も言われ続けて、人口減少予測はさらに加速しそう。
増え続ける高齢者、中には「入居金3億円超え」を簡単に払える超富裕層が日本にもいるみたい。知人から借りた、甚野博則著『ルポ 超高級老人ホーム』(ダイヤモンド社)は今年8月出版で9月に3刷、興味を持つ人は多いのでしょう。
元気なうちに夫婦で入居、も多い豪華施設。高級ホテルか豪華客船かというレストランやアトラクションも用意される日々。元週刊文春のエース記者が東京から関西、九州の超高級物件の入居者や施設の担当者に取材。中には「事実と異なるほど書き換えを要求してきた」ホームもあったとか。
満足している人もいれば、入居者のマウント合戦に辟易する人、内情を告発する現役職員。著者の結論は「自分にお金があったとしても・・・」のよう。どんな準備が自分の老後を安心させるのか、価値観が見える瞬間。
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