さほど厚着はいらない立冬の日曜日、島岡美延です。
終戦の1945年11月、日比谷公園で「餓死対策国民大会」が開かれたそう。食糧不足は深刻で、来る冬に多くの命が失われると声を上げた人々。助けを求めたのは占領軍のアメリカ。
それから76年。核兵器禁止や脱石炭、この国の選択はいつもアメリカと同じ。ただ何でも一緒ではなく、賃金の上がり方など圧倒的に差をつけられています。
先日、日本財団が発表した自殺意識調査によると、10代後半の3割もが「本気で死にたいと考えたことがある」、そして「自殺未遂」も1割。毎日、スマホでやりとりされる言葉、動画などでどんどん追いつめられていくのでしょうか。
人生100年時代、といいます。そんな言葉を使い始めた大人たちは、あと数十年で地球上から退場するでしょう。10代が迎えるであろう今世紀末、今年生まれた赤ちゃんが生きている22世紀。そこに責任を持とうとしている大人はどれだけいる? この国のことも、地球のことも。
アメリカ、中国、ロシア、イギリス、フランスだけでなく、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮などからも核兵器保有の懸念について叫ばれています。
若い人たちの自殺は、世の中の動きがあまりにも速い、いろいろな要求があまりにも厳しく、それらになかなか対応できないっていうこともあるのではないのでしょおうか?
世界でも日本でも話し合いを超えた実践が求められていると思います。
もともと人数も少ない若い世代、もっと声をあげていくことを上の世代としては応援したいです。