カトリーヌ・ドヌーヴ、実娘との共演

首都圏も真夏日に、島岡美延です。
人も少ない道では、マスクは外して熱中症対策を。
新聞の折り込み広告が増える…、そんな当たり前の日常が愛おしく感じられます。
巣ごもり中には“断捨離”“終活”に励んだ人も多かったかしら。
この主人公は、「全部、売ってしまう」ことにした？
映画『アンティークの祝祭（4月予定が先週公開）』をご紹介します。
フランスの至宝、世界的大女優カトリーヌ・ドヌーヴの主演最新作。
クレールは最近、意識や記憶がおぼろげになることが増えてきたと感じていた。
そんなある夏の日、「今日が私の最期の日」と確信した彼女は、長年かけて集めてきた、からくり人形、仕掛け時計、肖像画などのコレクションの処分を決める。
庭先に出された見事な品々の大安売りに、集まる人々。
アンティークが見つめ続けた、クレールの波瀾万丈な人生。
一方、疎遠になっていた娘マリー（キアラ・マストロヤンニ）は、母のこの奇妙な行動を友人から聞きつけ、20年ぶりに帰ってくる…。
実の娘との共演、ツーショットの迫力をどうぞ。