ノーベル賞で沸いたとしても

遠い熱帯低気圧が台風になりそう、島岡美延です。
私たちに最も身近で、毎日気になるのが天気のこと。
暮らしに身近ではなくても、ノーベル賞が発表される時期は急に科学に関心を持ったり、人生で初めてきく難しい言葉が流行語のようになったりもします。
さて、注目の日本人科学者の名前、呼ばれることを期待しましょう。
そんな中、2015年にニュートリノ振動の発見でノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章氏が、記者会見をする姿がニュースに。
この10月1日から、新たに日本学術会議の会長に就任。
山極寿一前会長の任期満了で、新旧会長の「最後の仕事」と「最初の仕事」が、新たな会員105名のうち、6名が内閣総理大臣から任命されなかった、という前代未聞の事態に対する会議としての意見表明になりました。
任命をしない理由は明らかにされておらず、この問題は、もし日本人がノーベル賞を受賞して“明るいニュースだ”と盛り上がるにしても、けして忘れてはならないこと。
今日は横田めぐみさんの56歳の誕生日。それも忘れてはならないこと。