冤罪か、有罪か・・・法廷で語られるのは

無理やりの幕引きが、東京五輪を追いつめる…、島岡美延です。
見て見ぬふりをしてきた歪みが、コロナ禍であぶり出され、「日本は世界と比べて…」という現実が数字で突きつけられる日々。
裁判のあり方はどうでしょう。
映画『私は確信する（12日公開）』をご紹介します。
2000年、フランス全土の関心を集めた未解決事件を映画化。
フランス南西部トゥールーズ。
ある冬の日、38歳のスザンヌ・ヴィギエが3人の子どもを残し、忽然と姿を消す。
法学部教授の夫ジャックが殺人容疑をかけられるが、明確な動機や証拠は見つからない。
メディア報道が過熱する中、ジャックの殺人罪を問う裁判が始まる。
無実を確信するシングルマザーのノラ（マリーナ・フォイス）は、敏腕弁護士デュポン＝モレッティ（オリヴィエ・グルメ）に弁護を依頼。
自らも助手となって、250時間もの通話記録を調べるうち、新たな真実と疑惑が浮かび上がるが…。
実在の人物名のまま、破格のスリルと臨場感…！
「推定無罪」の原則、それを忘れずに裁判を見つめられますか。