今日は長めのコートで、島岡美延です。12月並み、ノーベル賞授賞式の頃の寒さ。今年は日本人以外の受賞者が続き、業績の詳しい報道はほとんどなし。
歴代のノーベル賞受賞者で、名前、業績ともに有名。映画『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱(14日公開)』をご紹介します。1903年にノーベル物理学賞、1911年に同科学賞を受賞。現在まで同賞を2度受賞した唯一の女性。彼女の生涯の光と影を体現したのは、ロザムンド・パイク。
優れた科学者でも男性教授陣に煙たがられ、大学での居場所を失っていくマリ。キュリー氏と結婚し、共同研究の成果として放射性元素を発見。レントゲンやがん治療に活用されて人々の命を救う一方、核兵器として戦争の道具になる可能性が。夫を突然の事故で失い、女性や移民であることで差別を受け続け、次第に自らの健康も損なっていく・・・。
彼女の死後、実際に使われた核兵器と人類の手に負えない原発。再稼働? 新設? まずこの映画を見て。
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