経団連の皆さんも『虎に翼』を見ているのかも、島岡美延です。「選択的夫婦別姓制度の早期導入」を政府に求める提言、ビジネスで旧姓使用が進むも弊害が出ていると。
先週の『虎に翼』は戦後、GHQ主導で進められた民法改正。寅子が、女性の立場から臆せず意見する場面に、「令和のことか」と思った人も少なくないはず。旧民法は「婚姻で夫の氏」だったのが、「夫または妻の氏」と改正することに「これまでの美風が壊れる」と反対の保守派重鎮。
寅子は「先生の息子さんが結婚して妻の氏になったら、先生への愛は失われるか」と詰め寄りました。今、主な政党で選択的夫婦別姓制度の導入に反対しているのは自民党のみ。ドラマの先生のようなことをぐずぐずと――、1996年、法制審議会が制度を導入すべきだと答申しているにもかかわらず。
この30年、様々な面で世界から置いてけぼりの日本。世界で夫婦同姓が強制されている国は日本だけ。反対している面々へ、いいかげん「日本社会の変化」に気づいては?
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