「たら、れば」と言いたくなる、なでしこの惜敗、島岡美延です。VARやポストが立ちはだかったけど、スウェーデンに次は勝てそうな。パリ五輪のメダルに期待が膨らみます。
何があろうと、毎日の営みこそが大事。そんな日々を送っていますか? 映画『高野(たかの)豆腐店の春(18日公開)』をご紹介します。三原光尋監督と三度目のタッグの藤竜也が、頑固な豆腐屋の主人。
尾道の風情ある下町。陽が昇る前に工場に入り、こだわりの大豆、水、にがりで豆腐を作るのは、父・辰雄と娘の春(麻生久美子)。弱っている心臓の手術を勧められた辰雄は、春の再婚相手探しを仲間(徳井優、菅原大吉、山田雅人ら)に頼む。本人に内緒でお見合い作戦を立てるも、春には好きな相手(桂やまと)が。一方、辰雄はスーパーの清掃員のふみえ(中村久美)と言葉を交わすようになり――。
工場に差し込む朝日が美しく、「本物の豆腐」を味わいたくなります。広島・尾道の街にとっての戦争の記憶もまた、物語の奥にあるテーマ。
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