日韓の対立は深まるばかり、島岡美延です。
戦前、戦中のことを考える機会が多い8月に、関係改善の糸口はどんどん見えなくなっています。
芸術展に政治家が口を出す時代ですが、100年前、一人の実業家は、日本人に本物を見せようと、膨大な西洋美術コレクションを買い集めるため、奔走しました。
これを見られるのは、平和があってこそ。
国立西洋美術館で開催中の『松方コレクション展(9月23日まで)』に出かけました。
現在の川崎重工業株式会社を率いていた松方幸次郎は、事業を拡大しながら、ロンドンやパリで急速に美術品を収集。
3000点以上に及んだものの、戦争中に損傷、消失したり、フランス政府に敵国財産として接収されたり。
それでも1959年、上野に国立西洋美術館が誕生し、寄贈返還された375点と共に松方コレクションはここに収められることになったのです。
2016年にパリで発見され、修復された、モネの“幻の睡蓮”の展示も。
本当に、よくぞ集めた…!
松方氏が当初、建設を思い描いていた美術館の予想図も。
戦前、戦中のことを考える機会が多い8月に、関係改善の糸口はどんどん見えなくなっています。
芸術展に政治家が口を出す時代ですが、100年前、一人の実業家は、日本人に本物を見せようと、膨大な西洋美術コレクションを買い集めるため、奔走しました。
これを見られるのは、平和があってこそ。
国立西洋美術館で開催中の『松方コレクション展(9月23日まで)』に出かけました。
現在の川崎重工業株式会社を率いていた松方幸次郎は、事業を拡大しながら、ロンドンやパリで急速に美術品を収集。
3000点以上に及んだものの、戦争中に損傷、消失したり、フランス政府に敵国財産として接収されたり。
それでも1959年、上野に国立西洋美術館が誕生し、寄贈返還された375点と共に松方コレクションはここに収められることになったのです。
2016年にパリで発見され、修復された、モネの“幻の睡蓮”の展示も。
本当に、よくぞ集めた…!
松方氏が当初、建設を思い描いていた美術館の予想図も。
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