“リモート”や“検索”では得られないこと

予報より青空の日曜日、島岡美延です。
昨日は本当に寒い雨の中、レッスンへ。
半年以上顔を見ていなかった仲間に思いがけず会えて、一気に言葉を交わしました（もちろんマスク越し）。
対面コミュニケーションの効用は、“リモート会議”や“リモート飲み会”とは別のもの。
画面に並んだ全員の顔を見ながら順番に発言するって、会議でも飲み会でも、絶対にありえない光景。
顔が見えない場所の人の声が聞こえたり、気配を感じたり、“その場の空気”自体に意味があったり。
初対面がリモートだった新入生や新入社員の皆さん、少しずつでも直接の対面は増えていますか？
久しぶりといえば、コロナ閉鎖以来、初めて図書館へ。
気になる本を探しに書架の間をうろうろする幸福。これだ、と見つけた喜び。
検索で目的の本にたどり着くのとは、まるで違う醍醐味。
座席数は減っていたけど、来館者も少なめで、ゆっくり読むことができました。
コロナ禍で、リモートの効用を発見したと同時に、“そこに行ってわかること”の効用も再発見している、2020年秋。