雨が上がって晴れる日曜日、島岡美延です。雪の地方の皆さんはまだ警戒が必要で天気予報を聞くたび申し訳ないような気分に。
雪の国の魔法は舞台上で・・・。昨日は東京文化会館で東京バレエ団『くるみ割り人形』昼の回を観てきました(公演は本日まで)。特に着飾った親子連れが多いクリスマスの定番。イヴの夜に人形たちの不思議な世界に迷い込む少女マーシャの物語。
初めて見る、涌田美紀&秋元康臣(くるみ割り王子)ペアの美しく伸びやかな踊り。芸術監督・斎藤友佳理による2019年の新製作版は斬新、本場ロシアの劇場スタッフによる美術も想像を超えた驚き。鍛えられたダンサーたちが夢と幻想の世界を生み出します。
思えば、2020年は一度もバレエ公演に行けず、2021年は定員半分の客席、今年は満員の観客の前で輝きを放つダンサーの姿を何度も見ることができました。「ブラボーの掛け声禁止」の決まりは一応続いているけど、「出てしまう声」を聴くことも。行動制限のない師走、という幸せ。
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