肌寒い朝、昼間は夏日予報、島岡美延です。一日の寒暖差15度になるところも。ハロウィンが終わったとたんにクリスマスソングを流す商店街、夏日にこれは・・・、12月になってからで十分。
実はこの商店街、毎年そうなのですが、町には町の、村には村の決まり事、よそ者にはわからない何か、ってあるもの。映画『理想郷(3日公開)』をご紹介します。『おもかげ』(19)でもミステリアスな展開を見せたロドリゴ・ソロゴイェン監督が、スペインを震撼させた実際の事件を基に映画化。
フランス人夫婦アントワーヌ(ドゥニ・メノーシェ)とオルガ(マリナ・フォイス)はスローライフに夢を抱き、緑豊かな山岳地帯スペイン・ガリシア地方の小さな村に移住する。しかし、ある出来事をきっかけに村人たちと対立。激化したあげく、ついに――。
田舎と都会の対立はコロナ禍の移住で世界的に表面化。日本でもその摩擦が事件になってしまったことも。村に引き込まれるような緊迫感、濃密な人間関係の未来、感じて。
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