真夏日に迫りそうな子どもの日、立夏、島岡美延です。15歳未満の子どもは前年より33万人減って1401万人と総務省が発表。
子どもの数は50年で半減、今の14歳はどんな世界に生きている? 映画『あこがれの色彩(10日公開)』をご紹介します。資生堂のCMを長年手掛け、〈女性美の魔術師〉とも呼ばれた小島淳二監督が、故郷への思いを込めた物語。
伝統工芸・有田焼の街に生まれた14歳の結衣(中島セナ)は父と祖母の3人暮らし。離婚した母(MEGUMI)に時々会い、自分の色使いで絵を描くのが唯一の楽しみで、美術教室の技術重視の指導方針になじめない。ある日、父が好意を寄せる絵付け師・美樹と出会い、その独創的な絵柄に惹かれる。ただ、彼女の師匠は独自デザインを認めない。公募展の作品作りに葛藤する美樹に、個性を尊重すべきと詰め寄った結衣は同級生らと思いきった行動に出る――。
ポカリスエットCMで注目された中島セナのまなざしがいいです。14歳は子どもじゃない、かも。
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