美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

口ぐせが“表情”を作る

2015年08月11日 06時35分54秒 | 姿勢&見た目
帰省中の熱中症や事故にくれぐれもご注意を、島岡美延です。
昨日は「ポジティブな言葉を発する大切さ」をお伝えしました。
つまり、ネガティブな言葉は口にしないほうがいい、ということですが、それが“口ぐせ”になっている人は、言った時の表情を思い浮かべてみましょう。
「どうせ、私なんか…」「だって、無理だし…」「でも、私のせいじゃない…」「だから、何?」
嘆いたり、怒ったりする言葉を口にするとき、どう考えても笑顔とは程遠いはず。
笑顔に見えるのは、“口角が上がった状態”です。
不満いっぱいの言葉を言いながら、口角を上げるのはなかなか困難!
口をとんがらせたり、逆に顔の筋肉をあまり動かさず、うつむきながらつぶやくかも。
表情だけじゃなく、「不満な言葉+ほおづえ」や「不満な言葉+腕組み」など、腕や上半身のしぐさもセットになる場合が多いです。
いつも思っていることがあなたの口ぐせになります。
それが表情や態度に現れる、つまり、あなたの見た目の印象を左右することになるのです。

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ポジティブな言葉を発する

2015年08月10日 06時27分27秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
傘の出番がありそう、島岡美延です。
世界水泳で、瀬戸大也選手が、400㍍個人メドレーで金メダル、初の五輪代表にも内定しました。
今大会、男子はなかなかメダルが取れない中、最後の最後に、日本選手初の連覇!
「自分を信じることができた」結果だったよう。
期待されながら、思うように成果が上がらないとき、悪循環を断つには、気持ちを切り替えるしかありませんが、これが一番、難しい…!
瀬戸大也選手は、小学生の頃から、同じ歳の萩野公介選手とライバル関係。
両親から「ネガティブな言葉は口にしない、ポジティブな言葉を発する」ように育てられたとか。
日本人の若い世代は、世界の同世代に比べて“自己肯定”の意識が明らかに低いといわれています。
知らず知らずのうちに発してしまうネガティブな言葉、クセになっていませんか?
よく例に出される“ダ行の言葉”。
「だめだ」「どうせ…」「だって…」「でも…」
あ、これはいい言葉。「できる!」
言葉+練習、それでこそ自分を信じることが出来るのです。
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動く、叫ぶ! リーディング

2015年08月09日 06時41分06秒 | 姿勢&見た目
長崎原爆の日、島岡美延です。
なぜ2つ目の投下を止められなかった?
戦争を終わらせる困難さを映画『日本のいちばん長い日』で、ぜひご覧ください。
舞台に並べられたろうそくは、祈りを捧げているよう。
昨日、花組芝居のリーディングの舞台を観てきました。
朗読劇も今や、このような形態かという激しさ。
『花組HON-YOMI芝居 かもめ』をご紹介します。
もちろん、チェーホフ。構成・演出は加納幸和。
会場は、花組芝居の拠点、二子玉川セーヌ・フルリで、15日まで。
スタジオ内の鏡がそのまま、舞台奥に広がり、半円形に作られた客席が映っている状態。
スタジオ入口のドアから、客席の間の通路を“花道”のように激しく出入りする役者たち。
舞台上に椅子はあるけれど、“静かに並んで腰かけて、朗読する”スタイルはなし!
あくまで役者は“片手に台本”を持ち、“本読み”をしている…。
普段の公演では、おしろいで顔を塗っている女形たちも、素顔、かつらなし。
女優を巡る物語、明確な演出の朗読!
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アウシュヴィッツから生還して

2015年08月08日 06時42分23秒 | 姿勢&見た目
猛暑ひと段落の立秋、島岡美延です。
とはいえ、35度近くになりそう。
戦争は終わっても、人々の心も身体も元に戻すことはできない…。
映画『あの日のように抱きしめて(15日公開)』をご紹介します。
1945年6月、ベルリン。
元歌手のネリー(ニーナ・ホス)は、顔に大怪我をおいながらもアウシュヴィッツ強制収容所から奇跡的に生還し、顔の再建手術を受ける。
彼女の願いは、ピアニストだったドイツ人の夫ジョニー(ロナルト・ツェアフェルト)を見つけ出すこと。
顔の傷が癒える頃、ネリーはついにジョニーと再会するが、容貌の変わった妻を“亡くなった妻にどこか似ている女”としか思わない夫。
なんと、妻が引き継いだ莫大な遺産を彼女になりすまし、二人で山分けしよう、ともちかけるジョニー。
「自分自身の偽物」になることを決意したネリーは、いつか夫が気づいてくれると信じて…。
『東ベルリンから来た女』のクリスティアン・ペッツォルト監督と主演俳優コンビによる、“愛の真理”を問う極上のサスペンス。
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ユダヤ人の戦後70年

2015年08月07日 05時57分53秒 | 姿勢&見た目
突然の雨があるかも、島岡美延です。
昨日は、零戦パイロットの証言などをご紹介しました。
ポーランドでは、8歳のユダヤ人少年が、身の上と名前を偽って、ナチス・ドイツの手を逃れ、たった一人で終戦までの3年間を生き抜いた…、戦後70年は、アウシュビッツ収容所解放70周年です。
驚愕の実話をもとにした映画『ふたつの名前を持つ少年(15日公開)』をご紹介します。
ポーランドのユダヤ人強制居住区から脱走した8歳のスルリックは、飢えと寒さから行き倒れとなり、ヤンチック夫人に助けられる。
少年の賢さに気づいた夫人は、一人でも生きていけるよう“ポーランド人孤児ユレク”の架空の身の上話を覚えさせる。
教わった通り、キリスト教の祈りを唱え、寝床と食べ物を求めて農村を一軒ずつ訪ね歩く“ユレク”。
優しい家族に受け入れられ、束の間の平穏をつかみかけても、ユダヤ人とばれては次の場所へ。
ユダヤ人というだけで、なぜこんな目に遭うのか…。
彼が命をかけてつないだ未来への希望、今、観るべき力作。

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99歳の元零戦パイロットが

2015年08月06日 06時24分43秒 | 姿勢&見た目
広島原爆の日、島岡美延です。
先日、玉音放送の原盤と音声が公開されました。
昨日に引き続き、あの戦争の現実…、体験者の証言です。
映画『ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット(15日公開)』をご紹介します。
この8月で99歳になる原田要さん。
彼の空での戦いは、南京、ハワイ、ミッドウェイ、そしてガダルカナルへ…。
隠ぺいされてきた真珠湾攻撃の悲劇「ニイハウ島事件」のことなど、戦闘機に乗っていたパイロットが語ります。
運命の海戦から、空の消耗戦へと次第に傾いていった日本。
袖をまくり上げて見せた腕の“銃弾にえぐられた跡”は、70年たっても消えていません。
他にも、歩いてばかりの陸軍ではなく海軍に志願して、真珠湾攻撃に参加した重田常治さん。
ハワイ日系二世で終戦後も2年間、収容所で過ごした金城秀夫さん。
昨年の『陸軍登戸研究所』で高い評価を受けた楠山忠之監督の今、記録しておかなくては、という強い信念による力作。
『陸軍…』も8~14日に限定上映。




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8月15日、前夜に何が

2015年08月05日 06時26分20秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
猛暑日の連続記録を更新しそう、島岡美延です。
今は、歴史の転換点でしょうか。
70年前、日本人はラジオの前で“その時”に立ち会いました。
映画『日本のいちばん長い日(8日公開)』をご紹介します。
半藤一利の傑作ノンフィクションを軸に、昨年、宮内庁から発表された「昭和天皇実録」も参考にして、原田眞人監督が書き上げた脚本。
1945年7月、連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。
降伏か、本土決戦か、連日連夜の閣議でも結論が出ないまま、8月に。
広島、長崎に原爆投下。
8月15日、運命の日の前夜、計画されたクーデターは…。
“一億玉砕論”渦巻く中、苦悩する阿南惟幾陸軍大臣に役所広司。
国民を案ずる昭和天皇は、本木雅弘。
聖断を拝し、閣議を動かしていく首相、鈴木貫太郎に山崎努。
ただ閣議を見守るしかない迫水久常書記官に堤真一。
終戦に反対し、クーデターを計画する青年将校、畑中健二少佐を松坂桃李。
“戦争を終わらせること”がいかに困難か。
“始める前に”観るべき力作。
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信頼する人の言葉で変わる

2015年08月04日 06時39分07秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
東京は観測史上初、5日連続の猛暑日の予想、島岡美延です。
果たして5年後の今ごろは…?
その前に、来年のリオ五輪。
世界水泳は競泳が始まって、個人種目の金メダルで“リオ内定”。
シンクロナイズドスイミングは、“世界の今の順位を変える”と意気込んだ日本、リオでのメダルへの道を見出して日程を終えました。
なんといっても、井村雅代ヘッドコーチの存在の大きかったこと!
彼女が育てた強い中国と現在の日本の差はまだありますが、採点競技にとって“ランク付け”は非常に大事。
5年後には逆転してほしいですね。
井村コーチの指導の特徴は「選手を徹底的に追い込む」。
「無理しい、無理しい」と、どこまで無理させるんだという強い叱咤激励。
メダルを取った選手の「今まで、頑張っているつもりだったけど、本当の力の出し方を初めて知った」という言葉にすべてが現れています。
「一番キツイところでは“あれだけ練習したんだ”という根性論が選手を支える」と井村コーチ。
試合のあとの笑顔も最強です。

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トムに不可能はない!?

2015年08月03日 05時57分33秒 | 姿勢&見た目
猛暑日になる月曜日、島岡美延です。
この暑さで走ったりしている人たち、大丈夫かしら。
人間は自分の限界に挑戦したいという根源的な欲望があるのでしょう。
俳優の中で、おそらく最も限界に挑戦し続けている男…、トム・クルーズが来日中。
今夜、ジャパンプレミアは新宿で。
シリーズ第5弾、映画『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(7日公開)』をご紹介します。
前作で世界一高いビルに登ったトム。
今回は、時速400㌔で上昇する飛行機の機体にしがみつく、6分以上のノーカット潜水アクション、モロッコでのバイクチェイス…、すべて“本人が生身”で挑戦しています。
世界中を恐怖に陥れる多国籍スパイ組織「シンジケート」の暗躍により、イーサンが所属するIMFが、CIAから解体を命じられる。
孤立無援の中、敵か味方か、謎の女スパイがイーサンの前に現れ…。
飛行機、潜水、バイクに加え、なんとウィーンのオペラハウスで危険なアクションも。
観客が望むもの全部、そこにあります!



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歌舞伎とパントマイム

2015年08月02日 06時38分39秒 | 姿勢&見た目
昨日は多治見で39.9度を記録、島岡美延です。
暑さは危険、と認識せねば。
古今東西、物語の世界では、摩訶不思議で危険な存在こそ魅力的!
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールで、『三國妖狐譚(サンゴクヨウコモノガタリ)』を観てきました。昼夜公演、本日まで。
歌舞伎とパントマイムのコラボレーションは、2013年『瀧夜叉姫』以来。
この魅力的な世界観を作り上げたのは、実力派の女形歌舞伎俳優、中村京蔵と、創立25周年記念公演となるスーパーパントマイムシアターSOUKI。
浄瑠璃などに登場する金毛九尾の妖狐伝説をもとにして構成されたオリジナルの物語は、インド、中国、日本を舞台にした輪廻転生の壮大な舞台。
妖狐を演じる京蔵さんは、宙乗りや中国舞踊も披露。
最後は江戸・深川を舞台に、歌舞伎の世話物をしっとりと、かつ豪華なコラボ。
三味線の生演奏や、文楽の人形の動きをまねたパントマイムも。
言葉のないパントマイム、歌舞伎役者の台詞、浄瑠璃の語り…、その魅力を再発見できます。
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