のざき参りへ

五月晴れ！
数十年ぶりの「のざきまいり」
母と連れ立って行ってみました。

ＪＲ野崎駅から慈眼寺までは人の波、人ヒトひと・・・


混雑を避けて、１本南側の道へ。
これがまた、すっごい坂道！

空いているけどこの勾配には参りましたわよ

ヒーハー言いながら境内まで上がったら、やっぱり混雑。
母の実家は禅宗曹洞宗ということで、ご祈祷をお願いしました。
静かな本堂の中へ上がらせていただきました。
ちょうどご開帳をされていてご本尊の十一面観音菩薩さまにもお目見え。
お経も３つ、色々なお話も伺って得した気分に。

たとえば「阿吽（あうん）」という言葉、狛犬や仁王様がそうですけれども、
「あ」は生まれた瞬間に発する、これから生きるための口の動き、
「うん」はその命を終える時を表すそうです。
渦巻く水と龍の上に立つ観音様や左右の仏像は
力強く生きよという生命のシンボルとしての意味合いをあらわし、
民間信仰の対象として長く厚く信仰されているのだそうです。

外の喧騒をしばし忘れて、近況報告など・・・
実は、こちらの和尚様は同級生のお父さんなのです。
おっじーさん、うろぼろす堂さん、ご存知かな？

ご挨拶を終えて階段を下りると、池の傍に「お茶とお菓子」の貼り紙が
春爛漫というお菓子と、美味しいお薄で休憩させてもらいました。


気温も上がりました、お接待をされる方も単のお着物で。
お２人とても対照的なお召し物だったので、思わず撮らせて頂きました


近くてもなかなか行けない場所って、たくさんあります。
催事は訪ねてみるチャンスだけど、混雑がね～。
普段の日にゆっくり自分たちのペースで歩くのが良いわねぇ