アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

仕事帰りに文楽「勧進帳」幕見へ

2016-11-09 | 文楽とか映画とか
ほんとにもう久しぶりの国立文楽劇場です。


やれ腰が、やれ足が、と言うている間に錦秋公演も半ばです。
7時過ぎに始まる「勧進帳」なら就業後に十分観る事ができます。
1時間ぐらいなら座っていられる。
こないだキモノーションでお会いしたすみれ庵さんが目の前で「文楽行ってくる~」って、その後ろ姿に吸い寄せられるように、明けて火曜の夜に行ってきました。

初めての「幕見」です。
チケット売り場で尋ねると、一番後ろの左右が幕見のための座席であり、
勧進帳の段は千円だと言われました。
開演10分前に2階受付に集合して係員のチェックを受けます。
左右の最後部あたりになりますが、そんなに大きなホールではないので大丈夫。
私は右側で床のある方でした・・・が!
勧進帳では「花道」があるんです
左側なら弁慶を間近で観ることが出来ますね~。

集合までの時間を潰していると、文楽のゆかりツアー主催のゆかりさんにお会いしました~。
楽屋行く?って、そんな、うれしいなぁ。


ちらりとツアーの仲間入りをさせていただいてから、幕見チェックインいたしました。




とんぼさんがテレ東の取材を受けていらっしゃる様子を激写。


12月8日でしたっけ?外国から日本へどーのこーの言う番組だそうですよ。
いつも素敵な着こなしですね〜

幕が上がりました。
三味線と太夫が床からはみ出してズラリ。
これだけでワクワク感が増大します。
歌舞伎では有名な勧進帳、文楽人形はどう演じるのでしょうか。
わかりやすいストーリーで、最後は弁慶の「飛六方」
人形遣いの3人さんが黒紋付でのお仕事、かっこいいー!

ゆかりさんが「玉佳さんかっこええねん!」って言うてはったの、遠めでもわかるー!
熱い舞台でした、拍手喝采で幕が下りました。

文楽のゆかりツアー、錦秋公演では19日(土)にも開催されます。
技芸員さんのお話(19日はイチオシのオトコマエ)
後藤先生のお話(これでめちゃくちゃわかりやすく観られます)
申込みは下記をご覧くださいね。


最後に
魂抜けてるガブ人形こっち見てる…の図