合理性とか科学的とか。
全国に原子力発電所は数あれど、その高レベルな放射性廃棄物の最終処分場は未だ決まらず。
最初に原子力発電所を作った時、当然その処分までを想像するのが事業だと思いますがね。
そこは日本得意の先送り。
でも調べたらそれは世界的な傾向で、先端を行くフィンランドでさえ実際の処分作業が始まったワケでも無さそうです。
電力各社でホームページなどを使い廃棄物処分について説明していますが、日本では地中の深いところに埋めてしまうプラン。
処分地の選定は、特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律に基づき、文献調査と概要調査、精密調査の順で行われるの。
各調査段階の地区選定には、知事と市町村長の同意が得られない場合、次の段階に進むことは無し。
でも、2017年7月には、地域の科学的特性を全国地図の形で表す「科学的特性マップ」を国が掲示します。
その掲示をきっかけに、国と原子力発電環境整備機構は、全国各地できめ細やかな理解活動を進めることとしているとか。
それで見ると増毛は「好ましくない特性があると推定される地域」。
何とも回りくどい表現ですな。
廃棄処分にはダメな場所ってわかりやすく言ってくれればいいのに。
誰がどう進めて来たのかは知りませんがね。
この間、原発稼働で莫大に儲けた人もいるのでしょ。
ああ、いい時代に生きたかったな。
これからの人たちは、便利かも知れませんが負担も大きな時代を生きることに…。
ご苦労さまです。