感染拡大だなんだかんだと、あいも変わらず飽きもせず、世の中がコロナコロナと錯乱している中で、空しく過ぎようとしている2020年。毎年秋に宮崎市で開催されている「宮崎映画祭」も、こんな状況ではやっぱり開催されないんだろうなあ・・・と思っていたら、来年の年明け早々に開催の運びとなり、前売り券の発売も始まっているとのこと。いやあ、実に喜ばしい限りであります。
会期は2021年の1月9日(土)から1月16日(土)までの8日間。会場は、宮崎市内中心部にある宮崎キネマ館です。
(↑画像2枚、宮崎映画祭ホームページより)
今度の映画祭で個人的に一番注目なのが、『シン・ゴジラ』(2016年)に『ゴジラ対メカゴジラ』(1974年)という新旧ゴジラ映画2作品に、劇場版『機動警察パトレイバー』第1作(1989年)、それに昭和を代表する2大スポ根アニメ『巨人の星』に『アタックNo.1』の5本立てである「宮崎チャンピヲンまつり」ですねえ。
(一応説明しておくと、東宝がかつて興行していた子ども向けプログラム〝東宝チャンピオンまつり〟を意識した企画でありましょう。〝オ〟を〝ヲ〟に変えた表記もいいですな)
また、わたしの好きな映画である、マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の『タクシードライバー』(1976年)や、まだテレビで国広富之さんによる吹き替え版でしか観ていなかったデイヴィッド・リンチ監督、ジョン・ハート主演の『エレファント・マン』(1980年)の4K修復版、さらには今年逝去された大林宣彦監督の『時をかける少女』(1983年)といった、懐かしの名作がプログラムに入っているのもそそられますねえ。3本とも、スクリーンで久しぶりにじっくりと観直してみたくなりました。ほかには、新進気鋭のアニメーション作家である岩井澤健治監督の『音楽』(2019年)と、短篇作品『山』(2018年)も、なんだか気になります。
・・・などと申してはおりますが、ここ3〜4年ほどはいろいろあって、映画祭の観覧をすっぽかしておりました(汗)。
なので不義理のお詫びと、大変な状況の中で開催してくれることへの応援を兼ねて、今度はしっかりと観覧してみようかなと思っております。といっても、やはり土日祝日がメインになると思うけれど。
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