何日か前に、芥川賞を受賞した2人の作品について、選考委員の書評のことも書きましたが、
今日の北海道新聞朝刊11面に「受賞 どう受け止める」という見出しで、選考委員の島田雅彦さん、文芸評論家の市川真人さんの記事が載っていました。
円城 塔氏の作品「道化師の蝶」については、話題性が豊かだったことが記事からも読み取れます。
それぞれの受け止め方は、編集者がつけたタイトルなのでしょうか、「小説の持つ自由を追求」、「文学的価値 分かる形で」となっていました。
書かれている内容については、タイトルが主題と捉えてよいと思います。
おじさんが円城氏の作品につてよくわからなかったことを、選考委員の人の書評や、今日の新聞記事からうかがい知ることができ、とても参考になりました。
だからといって、「道化師の蝶」については、おじさんにとっては難解であることには変わりませんが......。
かくも話題性の多い作品ってこと。