8月17日(土)0:00~映画『ひろしま』がNHK(Eテレ)にて放映されました。
※この映画では40分に亘って原爆投下直後の市内の惨状が描写されます。
【あらすじ】
原爆投下から7年後の広島。高校生のみち子は、授業中に原爆症で倒れ、8月6日の恐ろしい光景を思い出す…。原爆の恐怖と惨状を伝えようと、被爆から8年後に製作された反戦ドラマ。岡田英次、月丘夢路、山田五十鈴のほか、8万人を超える広島市民が撮影に参加、原爆投下直後の市内の惨状、市民たちが傷つき、苦しむ姿を、実際の映像も交え、迫真のリアリズムで再現し、ベルリン映画祭長編映画賞を受賞、海外でも高く評価された。
【映画「ひろしま」予告編】
わずか8年という短い間にも被爆体験が風化していく様が描かれて秀逸でした。
実際の被爆者によって再現された原爆投下直後の市内の惨状は眼を覆うばかりでした。
私たち日本国民は世界で唯一被爆した民族として、原水爆の非人道性とそれらの廃絶を世界に訴える義務があるのです。しかし現在はスマホ以外に関心を持たない若者たちの増加によって、政治への無関心化が進み、二世議員や一部の特権階級によって日本はオカシナ方向に進んでいるのではありませんか?
憲法9条を改正し、自衛隊を合法化しようとする動きがありますが、私たちはもう決して戦争の惨禍を繰り返さないことを心に強く持って、これらの動きに反対しなければなりません。
戦後74年が経ちましたが、被爆体験や戦争体験を風化させないことが今こそ求められているのです。