今日は「文化の日」。
各祝日の意義は10月10日の記事に書いたのでそちらに譲るが、この日に制定された理由は、日本国憲法の公布の日だから、ということになっている。
今の憲法は、昭和21(1946)年11月3日に公布、公布の日から6ヶ月後(すなわち昭和22年5月3日)に施行された。
新しい法律を作ったのではなく、大日本帝国憲法の名称を変更し、全文改正という言う形が取られた。
憲法の話はともかく、では、どうして施行日が4月1日ではなく、5月3日と言う中途半端な日付なのか。
形の上では「11月3日公布、6ヶ月後に施行」ということで、一見問題ないように見える。
明治元年9月22日(西暦1868年11月3日)、明治天皇の誕生日を「天長節」として国家で祝った。
のちに大正・昭和もそれぞれの天皇の誕生日を同様に祝日としたが、明治天皇の功績を讃え、11月3日は昭和2年から「明治節」として残った。
戦後になって「明治節」をおおっぴらに祝えないので、わざわざこの日を憲法公布の日に合わせたのが真相らしい。
昭和天皇の誕生日は、いまの「みどりの日」。再来年からは「昭和の日」になる。
いっそのこと、「文化の日」も「明治の日」とでも改名してはどうか?
各祝日の意義は10月10日の記事に書いたのでそちらに譲るが、この日に制定された理由は、日本国憲法の公布の日だから、ということになっている。
今の憲法は、昭和21(1946)年11月3日に公布、公布の日から6ヶ月後(すなわち昭和22年5月3日)に施行された。
新しい法律を作ったのではなく、大日本帝国憲法の名称を変更し、全文改正という言う形が取られた。
憲法の話はともかく、では、どうして施行日が4月1日ではなく、5月3日と言う中途半端な日付なのか。
形の上では「11月3日公布、6ヶ月後に施行」ということで、一見問題ないように見える。
明治元年9月22日(西暦1868年11月3日)、明治天皇の誕生日を「天長節」として国家で祝った。
のちに大正・昭和もそれぞれの天皇の誕生日を同様に祝日としたが、明治天皇の功績を讃え、11月3日は昭和2年から「明治節」として残った。
戦後になって「明治節」をおおっぴらに祝えないので、わざわざこの日を憲法公布の日に合わせたのが真相らしい。
昭和天皇の誕生日は、いまの「みどりの日」。再来年からは「昭和の日」になる。
いっそのこと、「文化の日」も「明治の日」とでも改名してはどうか?