平成20年2月25日、3月(春)場所の番附が発表された。熱狂のうちに幕を閉じた先場所千秋楽から、あっという間の1ヶ月である。
先場所後に編成した、“希望番附”との対比である。例によって、○は新昇進・△は再昇進・×は三役からの陥落、( )が外れた希望を示す。
・横綱 =白鵬 / 朝青龍
・大関1 =琴欧洲 / 琴光喜
・大関2 =魁皇 / 千代大海
・関脇 =安馬 /△琴奨菊
・小結 =△稀勢の里 /○豪風
・前頭1 =朝赤龍 / 鶴竜
・前頭2 =×安美錦(若ノ鵬) / 雅山(旭天鵬)
・前頭3 =時天空(雅山) / 豊ノ島(×安美錦)
・前頭4 =若ノ鵬(時天空) / 旭天鵬(豊ノ島)
・前頭5 =若の里 / 黒海
・前頭6 =露鵬 / ×出島(把瑠都)
・前頭7 =把瑠都(北勝力) / 北勝力(豪栄道)
・前頭8 =豪栄道(栃乃洋) / 栃乃洋(×出島)
・前頭9 =岩木山 / 春日王
・前頭10=普天王 / 玉春日(豊響)
・前頭11=豊響(玉春日) / 高見盛
・前頭12=栃煌山 / 嘉風(垣添)
・前頭13=豊真将 / 市原(嘉風)
・前頭14=海鵬(市原) / 垣添(海鵬)
・前頭15=若麒麟(○境澤) /○境澤(若麒麟)
・前頭16=△皇司(土佐ノ海) /△龍皇
今場所は、東西ともに“希望”が叶ったのは22人・東西違いは5人。前者を2点・後者を1点で計算すると、49点。幕内42人で84点満点とすると、8勝7敗程度だろうか。いつもと変わりないなあ…。
三役への昇進は、“希望”どおり豪風が新小結。朝赤龍は東の筆頭止まりであった。
2枚目から4枚目はさっぱり合っていない。雅山が据え置きなのは、まあ、予想されたことではあった。5枚目と9枚目が、なぜかともに“希望”どおり。
陥落候補者に比べて、入幕候補者が少なかったが、まず境澤が新入幕・龍皇が再入幕。そして、残留予想の土佐ノ海より、昇進が厳しかった皇司が、幸運な11回目の入幕を果たした。
十枚目陥落の霜鳳(しもおおとり)が、読み方を「しもとり」に戻した。鳳は「とり」とも読めるので、語呂が悪いし紛らわしいシコ名から、普通のシコ名に戻ったと言えよう。変換が面倒だが(笑)。
先場所安治川部屋から変わった伊勢ケ濱部屋の力士(シコ名に「安」が付いている)のうち、関取衆と幕下陥落の安壮富士、それに安寿以外の各力士がいっせいに改名。これだけの一斉改名は珍しい。
立行司の34代木村庄之助親方は、4月20日で停年のため、今場所が最後。次代の庄之助は3年後の10月までなので、長期の襲名が予想される。
次代の伊之助は現・10代勘太夫さんの昇格が有力だが、こちらは平成25年が停年。しばらく立行司の交代は見られなくなりそう。
そして、「勘太夫」の空席によって、與之吉襲名者が不在のため、「與之吉→勘太夫」の改名の慣例はおろか、適当な襲名者も見当らないので、両名跡とも廃絶の可能性がある。寂しいが…。
初日は3月9日。熱戦を期待しましょう。

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先場所後に編成した、“希望番附”との対比である。例によって、○は新昇進・△は再昇進・×は三役からの陥落、( )が外れた希望を示す。
・横綱 =白鵬 / 朝青龍
・大関1 =琴欧洲 / 琴光喜
・大関2 =魁皇 / 千代大海
・関脇 =安馬 /△琴奨菊
・小結 =△稀勢の里 /○豪風
・前頭1 =朝赤龍 / 鶴竜
・前頭2 =×安美錦(若ノ鵬) / 雅山(旭天鵬)
・前頭3 =時天空(雅山) / 豊ノ島(×安美錦)
・前頭4 =若ノ鵬(時天空) / 旭天鵬(豊ノ島)
・前頭5 =若の里 / 黒海
・前頭6 =露鵬 / ×出島(把瑠都)
・前頭7 =把瑠都(北勝力) / 北勝力(豪栄道)
・前頭8 =豪栄道(栃乃洋) / 栃乃洋(×出島)
・前頭9 =岩木山 / 春日王
・前頭10=普天王 / 玉春日(豊響)
・前頭11=豊響(玉春日) / 高見盛
・前頭12=栃煌山 / 嘉風(垣添)
・前頭13=豊真将 / 市原(嘉風)
・前頭14=海鵬(市原) / 垣添(海鵬)
・前頭15=若麒麟(○境澤) /○境澤(若麒麟)
・前頭16=△皇司(土佐ノ海) /△龍皇
今場所は、東西ともに“希望”が叶ったのは22人・東西違いは5人。前者を2点・後者を1点で計算すると、49点。幕内42人で84点満点とすると、8勝7敗程度だろうか。いつもと変わりないなあ…。
三役への昇進は、“希望”どおり豪風が新小結。朝赤龍は東の筆頭止まりであった。
2枚目から4枚目はさっぱり合っていない。雅山が据え置きなのは、まあ、予想されたことではあった。5枚目と9枚目が、なぜかともに“希望”どおり。
陥落候補者に比べて、入幕候補者が少なかったが、まず境澤が新入幕・龍皇が再入幕。そして、残留予想の土佐ノ海より、昇進が厳しかった皇司が、幸運な11回目の入幕を果たした。
十枚目陥落の霜鳳(しもおおとり)が、読み方を「しもとり」に戻した。鳳は「とり」とも読めるので、語呂が悪いし紛らわしいシコ名から、普通のシコ名に戻ったと言えよう。変換が面倒だが(笑)。
先場所安治川部屋から変わった伊勢ケ濱部屋の力士(シコ名に「安」が付いている)のうち、関取衆と幕下陥落の安壮富士、それに安寿以外の各力士がいっせいに改名。これだけの一斉改名は珍しい。
立行司の34代木村庄之助親方は、4月20日で停年のため、今場所が最後。次代の庄之助は3年後の10月までなので、長期の襲名が予想される。
次代の伊之助は現・10代勘太夫さんの昇格が有力だが、こちらは平成25年が停年。しばらく立行司の交代は見られなくなりそう。
そして、「勘太夫」の空席によって、與之吉襲名者が不在のため、「與之吉→勘太夫」の改名の慣例はおろか、適当な襲名者も見当らないので、両名跡とも廃絶の可能性がある。寂しいが…。
初日は3月9日。熱戦を期待しましょう。

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