平成二十年七月(名古屋)場所(於・愛知県体育館)は、千秋楽。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・序ノ口
◎7戦全勝
尾崎海(東36)
・序二段
◎7戦全勝
亀井(西62)
・三段目
決定戦で駿河司を破った誉富士が優勝。
◎7戦全勝
誉富士(東85)
・幕下
山崎(西11)が5勝目。
1敗で8人が並んでいるので、トーナメントの決定戦。最初と最後の取り組みで「優勝決定戦にござりまする」と触れるが、最初の取り組みの場内放送は「幕下優勝戦」。
抽選で決まった4番、まず、もと幕内大真鶴が朝ノ土佐を破る。小さな蒼国来を巨大な山本山が小手投げで下す。持丸が粘る四ツ車を寄り倒し。もと幕内里山が星風を押し倒して、それぞれ準決勝へ。
再抽選し、山本山が大真鶴を圧倒し、里山が持丸を破って決勝へ。
同部屋の対決は、兄弟子里山が山本山を下手投げで転がし、小良く大を制した里山が幕下優勝。
◎6勝1敗
里山(東14)
・十枚目(十両)
翔天狼(東幕下4)が若荒雄(西10)を破って勝ち越し。でも、西幕下3枚目の若天狼が4勝3敗で、若荒雄は5勝10敗。入れ替えは?
龍皇が旭南海を破って勝ち越し。
白乃波勝ち越し。
市原が休場。勝ち越したので、陥落の心配はないが…。
新十枚目の阿覧は10勝で終了。
勝った方が優勝の一番は、武州山が北太樹を寄り切って12勝の優勝。さて、入幕は?
北桜勝ち越し。
◎12勝3敗
武州山(東8)
十枚目から幕下へ落ちそうなのは、片山(東9で2勝)・若荒雄(西10で5勝)・玉飛鳥(東13で5勝)。幕下から十枚目へ上がりそうなのは、山本山(西筆頭で6勝)・安壮富士(西2で5勝)くらい。若天狼(西3で4勝)を若荒雄と入れ替えるかどうか。
・幕内
玉鷲(東十枚目筆頭)が9勝目、入幕は確実。土佐ノ海(東14)は10敗なので、まあ陥落でしょう。
豊桜(西十枚目筆頭)が光龍を下して6勝目。
玉春日が休場で、春日王(西十枚目2)が9勝目。入幕の星だが、さて?
黒海が木村山を引き落としたが、髷を引っ張っていて反則負け。貴乃花審判長は「差し違え」と言っていたが、反則は審判の判断によるので、行司の黒星にならない。
五分同士、負け越しては大変な垣添が何とかして白星をもぎ取ろうとするが、岩木山に敗れて負け越し。下に1枚あるが、陥落か? 岩木山は勝ち越し。
旭天鵬が10勝目。
高見盛に河津掛け、将司が10勝目。敢闘賞候補にはならず。
五分同士、鶴竜勝ち越し、玉乃島負け越し。
敢闘賞の豊響。「技能賞でも?」と言われていたが、露鵬に叩き込まれて10勝で終了。押し相撲は、勝っている時は良いものの、負ける時はあっけない。
栃煌山に敗れ、時天空は負け越し。
普天王を押し出したようにも見えるが、普天王が落ちるのと栃ノ心の手がつくのが同時ということで、取り直し。取り直しの一番は、普天王が完勝。
雅山の突っ張りに耐えた朝赤龍だが、力尽きて雅山の勝ち。
若ノ鵬の叩きにバッタリ、栃乃洋負け越し。
安美錦が足を掛けると、北勝力がたまたまかわして逆転勝ち。
稀勢の里が一気に豪栄道を寄り倒し。豪栄道は負け越し。
立ち遅れた豊真将が琴奨菊を突き落とし、9勝目。奨菊は9敗で、平幕へ?
のど輪で向かった安馬を把瑠都が力で押し出し、10勝目。残念な安馬は技能賞決定。
三役揃い踏みのあと、豊ノ島が千代大海を寄り切って10勝目。朝青龍と琴欧洲を破った豊ノ島は殊勲賞。
優勝が決まった後の、あまり盛り上がらない大関対決。地元の琴光喜が魁皇を破って11勝目。
全勝を懸ける白鵬と、10勝を懸ける琴欧洲。見事な上手投げで、白鵬が15戦全勝で締めた。
◎15戦全勝
白鵬(横綱、20年1月以来7回目)
☆殊勲賞
豊ノ島(19年9月以来2回目)
☆敢闘賞
豊響(19年7月以来2回目)
☆技能賞
安馬(2場所連続4回目)
※雷電賞=関脇以下の最高成績者を勝手に表彰
安馬(初)
幕内から十枚目へ落ちそうなのは、玉春日(西11で3勝)・光龍(西13で3勝)・土佐ノ海(東14で5勝)。十枚目から幕内へ上がりそうなのは、玉鷲(東筆頭で9勝)・春日王(西2で9勝)・北太樹(東4で11勝)・武州山(東8で12勝)といった顔触れ。下げる力士が足りないが、垣添(西15で7勝)も陥落候補と見て良いだろう。
9月(秋)場所の番附発表は9月1日。珍しく、月が変わってからの発表になる。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・序ノ口
◎7戦全勝
尾崎海(東36)
・序二段
◎7戦全勝
亀井(西62)
・三段目
決定戦で駿河司を破った誉富士が優勝。
◎7戦全勝
誉富士(東85)
・幕下
山崎(西11)が5勝目。
1敗で8人が並んでいるので、トーナメントの決定戦。最初と最後の取り組みで「優勝決定戦にござりまする」と触れるが、最初の取り組みの場内放送は「幕下優勝戦」。
抽選で決まった4番、まず、もと幕内大真鶴が朝ノ土佐を破る。小さな蒼国来を巨大な山本山が小手投げで下す。持丸が粘る四ツ車を寄り倒し。もと幕内里山が星風を押し倒して、それぞれ準決勝へ。
再抽選し、山本山が大真鶴を圧倒し、里山が持丸を破って決勝へ。
同部屋の対決は、兄弟子里山が山本山を下手投げで転がし、小良く大を制した里山が幕下優勝。
◎6勝1敗
里山(東14)
・十枚目(十両)
翔天狼(東幕下4)が若荒雄(西10)を破って勝ち越し。でも、西幕下3枚目の若天狼が4勝3敗で、若荒雄は5勝10敗。入れ替えは?
龍皇が旭南海を破って勝ち越し。
白乃波勝ち越し。
市原が休場。勝ち越したので、陥落の心配はないが…。
新十枚目の阿覧は10勝で終了。
勝った方が優勝の一番は、武州山が北太樹を寄り切って12勝の優勝。さて、入幕は?
北桜勝ち越し。
◎12勝3敗
武州山(東8)
十枚目から幕下へ落ちそうなのは、片山(東9で2勝)・若荒雄(西10で5勝)・玉飛鳥(東13で5勝)。幕下から十枚目へ上がりそうなのは、山本山(西筆頭で6勝)・安壮富士(西2で5勝)くらい。若天狼(西3で4勝)を若荒雄と入れ替えるかどうか。
・幕内
玉鷲(東十枚目筆頭)が9勝目、入幕は確実。土佐ノ海(東14)は10敗なので、まあ陥落でしょう。
豊桜(西十枚目筆頭)が光龍を下して6勝目。
玉春日が休場で、春日王(西十枚目2)が9勝目。入幕の星だが、さて?
黒海が木村山を引き落としたが、髷を引っ張っていて反則負け。貴乃花審判長は「差し違え」と言っていたが、反則は審判の判断によるので、行司の黒星にならない。
五分同士、負け越しては大変な垣添が何とかして白星をもぎ取ろうとするが、岩木山に敗れて負け越し。下に1枚あるが、陥落か? 岩木山は勝ち越し。
旭天鵬が10勝目。
高見盛に河津掛け、将司が10勝目。敢闘賞候補にはならず。
五分同士、鶴竜勝ち越し、玉乃島負け越し。
敢闘賞の豊響。「技能賞でも?」と言われていたが、露鵬に叩き込まれて10勝で終了。押し相撲は、勝っている時は良いものの、負ける時はあっけない。
栃煌山に敗れ、時天空は負け越し。
普天王を押し出したようにも見えるが、普天王が落ちるのと栃ノ心の手がつくのが同時ということで、取り直し。取り直しの一番は、普天王が完勝。
雅山の突っ張りに耐えた朝赤龍だが、力尽きて雅山の勝ち。
若ノ鵬の叩きにバッタリ、栃乃洋負け越し。
安美錦が足を掛けると、北勝力がたまたまかわして逆転勝ち。
稀勢の里が一気に豪栄道を寄り倒し。豪栄道は負け越し。
立ち遅れた豊真将が琴奨菊を突き落とし、9勝目。奨菊は9敗で、平幕へ?
のど輪で向かった安馬を把瑠都が力で押し出し、10勝目。残念な安馬は技能賞決定。
三役揃い踏みのあと、豊ノ島が千代大海を寄り切って10勝目。朝青龍と琴欧洲を破った豊ノ島は殊勲賞。
優勝が決まった後の、あまり盛り上がらない大関対決。地元の琴光喜が魁皇を破って11勝目。
全勝を懸ける白鵬と、10勝を懸ける琴欧洲。見事な上手投げで、白鵬が15戦全勝で締めた。
◎15戦全勝
白鵬(横綱、20年1月以来7回目)
☆殊勲賞
豊ノ島(19年9月以来2回目)
☆敢闘賞
豊響(19年7月以来2回目)
☆技能賞
安馬(2場所連続4回目)
※雷電賞=関脇以下の最高成績者を勝手に表彰
安馬(初)
幕内から十枚目へ落ちそうなのは、玉春日(西11で3勝)・光龍(西13で3勝)・土佐ノ海(東14で5勝)。十枚目から幕内へ上がりそうなのは、玉鷲(東筆頭で9勝)・春日王(西2で9勝)・北太樹(東4で11勝)・武州山(東8で12勝)といった顔触れ。下げる力士が足りないが、垣添(西15で7勝)も陥落候補と見て良いだろう。
9月(秋)場所の番附発表は9月1日。珍しく、月が変わってからの発表になる。
今場所は、幕内はあまり盛り上がりませんでしたが、十両優勝が武州山というのは何気に嬉しい気分です。幕下で低迷していた時期があったのが、新入幕の期待も出てきたのですから・・・
どこまでやってくれるかなと・・
武州山は、もう付け出しで入って9年にもなるんですね。しかも51組ということで、わたしよりも年上です。付け出しが15枚目格になってからずいぶん経ちますが、さて、どうなることやら…。
◆tweetyさん
豊ノ島が、一気に伸びましたね。安馬も同じく、技で魅せる力士として、活躍してくれないかなあ…。