劇場版『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』を観た。
劇場版公式サイト
テレビ朝日の『ドラえもん』サイト
「ドラえもんチャンネル」
北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部
既に3月10日から公開されているが、例年、大相撲春場所と期日が近く、場所前に観に行けない場合はどうしても場所後になってしまう。
昨年の『のび太の恐竜2006』は4月5日だった(2006年4月5日の記事参照)が、今年は3月中に行くことができた。
さて、今年も『ドラえもん』の映画である。一番最初に観たのもそう、大人になってから<自分で稼いだお金で行きたい>と思ったのもこの作品。仕事をしてない時期もあったが、社会人になってからは毎年行くのが恒例になった。
今年も札幌市内中心部にほど近い「東宝公楽」劇場である。札幌市内にもシネコンが多くなり、昔ながらの映画館もほとんどなくなった。ここも、前は客席最上部への階段があったが、いつの間にか中段への階段ひとつだけになった。1階のチケット売り場も3階の劇場内部のみになってしまったが、まだ劇場自体は存続している。
実は札幌駅に隣接してシネコンができており、列車で通うならばこちらの方が近い。しかし、わたしは映画館が好きだ。なので、閉館するまではここに通おう…年1回しか来ないが。
行く前にアニメイトで『いぬかみっ!』などの前売券を買った。『ドラ』とはおよそ系統が違う作品であるが、わたしは『ドラ』から漫画を読み始め、そして藤子アニメを経て様々なアニメを観るようになった。わたしにとっては、どちらも欠かせない存在である。
さて、今回の作品も昨年に引き続き、過去に映画化された作品のリメイクである。前作『のび太の魔界大冒険』に比べ、満月博士が「満月牧師」、メデューサが「メジューサ」に変更されている。そして、TVで観るかぎり、かなりフニャっとした絵柄のようだ。大丈夫なのか。
様々な期待と不安を抱きながら、劇場へ。パンフレットを購入。数年前から、主要キャラしかキャストが書いてない。これは困りものである。
春休み中、しかし平日なので観客はまばら。「映画の日」4月1日は日曜日なので大混雑が予想される。最初に札幌(地下鉄さっぽろ駅改札近くの「シネマさっぽろ」で観た時(1997年、『のび太のねじ巻き都市冒険記』も土曜だか日曜で、立ち見だった記憶がある。
14:15、予告編が始まる。今年は11分間であった。
本編は14:26から。最初は現実世界のはずだが…? 劇中で地震である。これは物語の内容にも関わり、この後も何回か出てくる。公開時期が違っていたら大変であった。
公開中なので内容は書かないが、原作と大きく違うところあり、しかし、基本的には沿っている。終劇は16:18、112分の大作である。併映があった頃は終演時間を考慮して80数分に抑えられていたが、それではさすがに短い。
今回は2時間近くの長丁場だが、飽きることなく、最後まで観ることができた。
『魔界大冒険』は、「魔法世界」というファンタジーの中でも王道の世界が舞台である。のび太の個人的な思いつきで入り込み、世界が滅亡しかねない状況に追い込まれる。それをゲストキャラクターたちと救援する…という、これも王道である。
しかし、現実世界に逃げて来るものの魔界からの追っ手に石化させられ、それを大長編抑えの切り札ドラミちゃんが投入されて元に戻る。ドラミちゃんの道具で元の世界に戻れば万事解決…と思いきや、「今いる魔法世界はどうなってしまうのか?」とのび太が思い悩み、こちらの問題をまずは片付けよう…と。ここれ「パラレルワールド」という世界観が出てくるわけだ。公開当時はファミコンが発売されたものの、まだマリオやドンキーコングくらいしか主だったソフトがない時代。ドラクエもまだではなかったか?
今作には、原作にはない場面も多い。これまでの特番でおおよその見当がついてる人もいるだろう、事実、その通りの場面がある。いまどきのアニメに飽きてる人は<またか>と思う方もいるかも知れないが、わたしは、F先生晩年も含め、屈指の作品だと思う。それほど昨年の出来とは違い、良質だと思ったわけだ。
『ドラえもん』と出会って28年。劇場版も全部観、TVも大部分の作品を観た。残念ながら作品の良さが分からない方も多いようだが、わたしはこの作品から多くのものを学んだ。
この作品に出合うことができ、嬉しい。観るつもりがなかった方も、観てみてはどうだろうか…。
ちなみに、先週のTVスペシャルでは劇場版にちなんだオリジナル作品を放映したようだ…が、まだ観ていない。公開後に放映したのなら、観た後に観てみようと思ったのである。
ということで、感想記事はまた後日。
ちなみに、前作のデマオンは若山玄蔵さん、今作は銀河万丈さんである。こういうところに大御所を使うわりに、満月牧師や美夜子さん役には芸人や女優を起用する意味が分からない。が、割りと違和感がなかった。しかし、それは事前に承知していたからで、一見では違和感が残るのではないか? いや、ジブリアニメで本業声優以外の声の出演者は慣れたか? そこが今もって謎である。
そうそう、不安だった「画」、劇場で観ると違和感はほとんどなかった。美夜子さんもきれいでした。
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北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部
既に3月10日から公開されているが、例年、大相撲春場所と期日が近く、場所前に観に行けない場合はどうしても場所後になってしまう。
昨年の『のび太の恐竜2006』は4月5日だった(2006年4月5日の記事参照)が、今年は3月中に行くことができた。
さて、今年も『ドラえもん』の映画である。一番最初に観たのもそう、大人になってから<自分で稼いだお金で行きたい>と思ったのもこの作品。仕事をしてない時期もあったが、社会人になってからは毎年行くのが恒例になった。
今年も札幌市内中心部にほど近い「東宝公楽」劇場である。札幌市内にもシネコンが多くなり、昔ながらの映画館もほとんどなくなった。ここも、前は客席最上部への階段があったが、いつの間にか中段への階段ひとつだけになった。1階のチケット売り場も3階の劇場内部のみになってしまったが、まだ劇場自体は存続している。
実は札幌駅に隣接してシネコンができており、列車で通うならばこちらの方が近い。しかし、わたしは映画館が好きだ。なので、閉館するまではここに通おう…年1回しか来ないが。
行く前にアニメイトで『いぬかみっ!』などの前売券を買った。『ドラ』とはおよそ系統が違う作品であるが、わたしは『ドラ』から漫画を読み始め、そして藤子アニメを経て様々なアニメを観るようになった。わたしにとっては、どちらも欠かせない存在である。
さて、今回の作品も昨年に引き続き、過去に映画化された作品のリメイクである。前作『のび太の魔界大冒険』に比べ、満月博士が「満月牧師」、メデューサが「メジューサ」に変更されている。そして、TVで観るかぎり、かなりフニャっとした絵柄のようだ。大丈夫なのか。
様々な期待と不安を抱きながら、劇場へ。パンフレットを購入。数年前から、主要キャラしかキャストが書いてない。これは困りものである。
春休み中、しかし平日なので観客はまばら。「映画の日」4月1日は日曜日なので大混雑が予想される。最初に札幌(地下鉄さっぽろ駅改札近くの「シネマさっぽろ」で観た時(1997年、『のび太のねじ巻き都市冒険記』も土曜だか日曜で、立ち見だった記憶がある。
14:15、予告編が始まる。今年は11分間であった。
本編は14:26から。最初は現実世界のはずだが…? 劇中で地震である。これは物語の内容にも関わり、この後も何回か出てくる。公開時期が違っていたら大変であった。
公開中なので内容は書かないが、原作と大きく違うところあり、しかし、基本的には沿っている。終劇は16:18、112分の大作である。併映があった頃は終演時間を考慮して80数分に抑えられていたが、それではさすがに短い。
今回は2時間近くの長丁場だが、飽きることなく、最後まで観ることができた。
『魔界大冒険』は、「魔法世界」というファンタジーの中でも王道の世界が舞台である。のび太の個人的な思いつきで入り込み、世界が滅亡しかねない状況に追い込まれる。それをゲストキャラクターたちと救援する…という、これも王道である。
しかし、現実世界に逃げて来るものの魔界からの追っ手に石化させられ、それを大長編抑えの切り札ドラミちゃんが投入されて元に戻る。ドラミちゃんの道具で元の世界に戻れば万事解決…と思いきや、「今いる魔法世界はどうなってしまうのか?」とのび太が思い悩み、こちらの問題をまずは片付けよう…と。ここれ「パラレルワールド」という世界観が出てくるわけだ。公開当時はファミコンが発売されたものの、まだマリオやドンキーコングくらいしか主だったソフトがない時代。ドラクエもまだではなかったか?
今作には、原作にはない場面も多い。これまでの特番でおおよその見当がついてる人もいるだろう、事実、その通りの場面がある。いまどきのアニメに飽きてる人は<またか>と思う方もいるかも知れないが、わたしは、F先生晩年も含め、屈指の作品だと思う。それほど昨年の出来とは違い、良質だと思ったわけだ。
『ドラえもん』と出会って28年。劇場版も全部観、TVも大部分の作品を観た。残念ながら作品の良さが分からない方も多いようだが、わたしはこの作品から多くのものを学んだ。
この作品に出合うことができ、嬉しい。観るつもりがなかった方も、観てみてはどうだろうか…。
ちなみに、先週のTVスペシャルでは劇場版にちなんだオリジナル作品を放映したようだ…が、まだ観ていない。公開後に放映したのなら、観た後に観てみようと思ったのである。
ということで、感想記事はまた後日。
ちなみに、前作のデマオンは若山玄蔵さん、今作は銀河万丈さんである。こういうところに大御所を使うわりに、満月牧師や美夜子さん役には芸人や女優を起用する意味が分からない。が、割りと違和感がなかった。しかし、それは事前に承知していたからで、一見では違和感が残るのではないか? いや、ジブリアニメで本業声優以外の声の出演者は慣れたか? そこが今もって謎である。
そうそう、不安だった「画」、劇場で観ると違和感はほとんどなかった。美夜子さんもきれいでした。
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昔ながらの映画館の雰囲気、僕も結構好きですよ。
新魔界大冒険は、有名作家(名前は失念)が脚本を書いたらしく、
ただでさえ好きな話だったので、ますます気になっておりました。
そういえば、恐竜2006もまだ観ていなかったですが、
いつかDVDでも借りて、まとめて観てみたいところです。
恐竜はTVではあまり観なかったんですが、今回の映画もTV向きではないかも。その辺は見比べてみないと南とも言えないですね。
原作との違いが大きいので、前作ファンには納得いかない人もいるかも。そこまで面倒見切れないです(笑)。
私は映画の日に見に行く予定です。紅葉橋さんと私は3学年違いなので、藤子作品への影響は似てるんですよね。
とはいえ、同世代の藤子ファンとは言っても価値観が違うのは当然であり、私はアマチュアでも紅葉橋さんはお笑いに興味がない。私はSF短編の影響で『世にも奇妙な物語』を毎回楽しみにしていたりするのですが、なまじ、紅葉橋さんがドラファンであり、岡崎二郎ファンなだけに、SF短編に抵抗を感じてると聴くと、意外というより、
まだまだ、若いなーお主
昭和52年生まれの紅葉橋さんはリアルタイムでコロコロで『パーマン』や『忍者ハットリくん』を読めた世代では?確かリアルタイムでも藤子不二雄ランド版『ドラえもん』を手にしてますよね。藤子不二雄ランドはTVCMの印象しか残ってない自分にとっては、カラーコミックス全6巻、てんコミ+全5巻の存在は非常にありがたいです。
ちなみに私はSF短編はPERFECT版で集めた反面ぴかぴっかコミックスはドラえもん意外のF先生作品は全部集めました。A先生の作品も含めると、その他の藤子作品では主に文庫とAランドが何10冊か所有してますね。
合計すると藤子作品200冊くらいは読んだかな?A先生作品では『ミスドラキュラ』を集めてますし、『用心棒』なんか大好きな作品です。
ところで、紅葉橋さんはどれくらい「理解」できたでしょうか?
どうだ、参ったか(ちなみにこの程度ではマニアの中では甘い方です)。
別に「SF短編」嫌いではないですし、むしろ漫画作品の一つです。まあ、全作品をまだ読めていないのは事実です。
わたしは「お笑い」より「演芸」が合っているようです。これは好みの問題ですから、どうしようもないでしょう。
岡崎作品はいけませんか?
サインは金を払って買うものではありません。わたしはラジオの抽選でもらった林原めぐみさんのサインがありますが、わたしへの「宛て名」が入っています。人によっては自分の名前が入っているのが嫌な方もいるようですが、それだと本物かどうか分からないではないですか。
「コロコロ」では読めたかもしれませんが、『ハットリくん』は読めたかなあ…。『パーマン』もどうでしょう。『ドラえもん』が連載で(新作を)毎月読めたのは、もう最後の世代でしょうか。わたしの時代でさえ「再録」がありましたから、下の世代は新作が非常に少なくなったようですね。
FFランドはリアルタイムで買えました。刊行終了後もしばらく売れ残っていましたが、『パーマン』を全部集める前につぶれてしまったので、結局未読作品が残ったまま。『ドラえもん』は最初に買ったのがてんコミ、次からはFFランドで集めています。
Aランドも最初の数十巻は買ったんですよ。それでFFランドでも買った(少年版)『ハットリくん』はもう一度買いなおしてるし、『怪物くん』をようやくほとんどのお話を読めたわけです。
今でも『まんが道』の続編『愛…しりそめし頃に』を読んでますし、『サル』もほとんど連載で読みましたよ。
やじろべえさんは良く書き込まれてますが、やはり公開の場で挑発されるのは好ましくないです。どうですか、自分で読み返してみて?
私は映画ドラえもんで日本誕生も,リメイクして欲しいです.ギガゾンビと,ツチダマにの出番をもっと増やして欲しいです.私としては,オリジナルとして,ツチダマが改心するシーンが欲しいです.やっぱりツチダマが瓦礫の下敷きにされて終わりというのはちょっとあっけなさ過ぎますよね.
ツチダマはドラえもんに瞬間接着剤をかけられたから瓦礫の下敷きになったのですよね.ギガゾンビは23世紀の強敵の精霊王の割りに活躍がちょっと少なすぎますよね.もしもリメイクされるならドラえもんより1世紀上の人間なのですからもっと活躍して,タイムパトロールに対して武器で無駄な抵抗をして欲しいです.ツチダマも,自分はギガゾンビの命令通りに動いているだけでいいのかという葛藤に悩み苦しんで,思い余った末にドラえもんグループの味方になるシーンが欲しいです.
そしてギガゾンビは仮面と素顔のギャップの差が激しいですね.改めてみると,平面顔でした.出っ歯も面白かったです.リメイクするならギガゾンビの素顔を仮面にもうちょっと近づけて欲しいですね.管理人さんはもしも日本誕生がリメイクするのならどのシーンをカットして,どんなシーンを入れて欲しいですか?変更して欲しいシーンはありますか?妄想プチストーリーを教えて貰えますか?失礼しました.