銀河後悔日誌、つぶやき

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小学校のテストって…

2006-09-28 22:59:59 | ドラえもん
 『ドラえもん[1979年版第2世代]』9月22日放送分(通算65回)は、「最初で最後か? な、なんと!!のび太が百点とった」と「イマどきの悪魔にご用心 デビルカード」の2本。今期最後にして、次回はまたもや1ヵ月後である。

 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

・「な、なんと!!のび太が百点とった

 世の中には不思議なものがあるもので、のび太がテストで百点を取ることだってあるのかも知れない。先生自身が信じられなくたって、ママもドラえもんもこういう時に限って見向きもしなくたって、真実はいつも一つである。

 さて、せっかくの百点を“ネコの集会”のためにぶっちぎろうとしたお詫びに、ドラえもんは【ピーアール】という道具を出した。
 まるで出前のように「上・中・下・特上」と、宣伝のレベルがあるそうな。ドラえもんは「特上」を頼む。

 のび太の百点が、一大ニュースになった。町のうわさからニュースになり(観ていたママの「本当!?」に、アナが「本当ですとも」と応えるくだりがそのまま活かされた。映像で観ても、何て可笑しい一こまだろうか)、さらに偉い学者がムリヤリ偉そうに結び付ける。
 そして、国会では「のび太記念日」として祝日が制定される。現地のリポートは宇垣秀成アナ(笑)。記者会見の首相は、今は懐かしいK前首相。ちょうど任期を終える間近に、いい仕事しましたね?

 本人も知らない間に特番が組まれるほどの大事になり、慌てて戻ったドラえもんは、今までのことを全部取り消してしまう。

 そうは言っても、やはり百点は百点。後で本当に気付いたママは、「額に入れて飾っておこう」と。そりゃあ、二度とないからねえ…(大人になったのび太は、「一度だけものの弾みで百点を取ったことがある…」と回想するが、それは別のお話)。


・「デビルカード

 これは怖いお話である、『ドラえもん』にしては珍しく。

 悪魔が怖いのではなく、のび太に数十万をたかるスネ夫やジャイアン、子どもから平気でお金を借りるママやパパである。

 最後はドラえもんの道具であっさり解決するが、それにしても人間は怖い。身長1ミリで300円。たった1ミリ、されど1ミリ。もしドラえもんがいなかったら、本当にのび太は消えてなくなっていたのだ。
 こんな怖い話を短編であっさりお描きになったF先生は、やはり偉大である。


 次回は「ドラミちゃん式ダイエット! ふんわりズッシリメーター」と「人類初の宇宙戦争か?! 未知とのそうぐう機」の2本。10月20日の予定です。

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