銀河後悔日誌、つぶやき

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来年の劇場版はオリジナル作品の予定

2007-03-30 23:30:24 | ドラえもん
 『ドラえもん』3月23日放送分。公開中の『のび太の新魔界大冒険』にちなみ、28年の歴史の中で初の試みとして「映画なぞ解きスペシャル」と題し、「合言葉はチンカラホイ! 魔法使いのび太」・「魔王さまに○○を… 悪魔の城のヒミツ」・「忍びよるカゲ… 序章・新魔界大冒険」のオリジナル3本立てが放送された


 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

 「ドラえもんチャンネル」

 北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部



 劇場版を観てから…と思っていたら、放送から1週間経ってしまった。まあ、しばらく放送がないからいつでも良かったのも事実。

 映画のところどころに“お遊び”の場面があるという…のは事前に聞いていたが、結局発見できなかった。複数回観ないと気付かない…というのは、ある意味良い仕掛けと言えよう。しかし、同じ映画を続けて何度も観た経験はない。近所で見てるわけじゃないのが辛いところでもあり…。

 わたしは『エスパー魔美』をリアルタイムでも再放送でも観られた幸運な世代であるが、今回の“ゲストキャラ”「魔法少女マミ」は好みのキャラクターである。これも本家のファンには許せないものかも知れないが、だって好みだからしょうがないもんね。



・「魔法使いのび太

 科学世界(こっち)ののび太は「魔法世界」を欲した。ならば魔法世界(あっち)ののび太は…?
 忘れがちだが、こっちののび太があっちに行ったとしても、向こうではもともとのび太たちがいたはず。そして、多少なりとも魔法を使えたに違いない。そこにこっちののび太が取って代わったわけだから、奇妙なことになる。

 さて、魔法世界ののび太。やってることはこちらと同じ。ホーキングに行こうと誘われても、ほうきに乗れない。自転車に乗れないのとまったく同じ。そこでドラえもんに魔法道具を出してもらう。科学世界でヒミツ道具を出してもらうのとまったく同じ。

 魔法世界ののび太も、やっぱり科学世界にあこがれる。【もしも箱】で「もしも科学が使える世界」を願った時、科学世界ののび太が「もしも魔法が使える世界」を願う。こうしてそれぞれの世界が入れ替わる。


・「悪魔の城のヒミツ

 悪魔の城に働きに来た、「ノビマ」と「ドラマモン」。まるで「のび太」と「ドラえもん」そっくり(笑)。一番の新入りということで、帽子の星は0.5個。一つ星より下っ端だ。美しい魔物も出てきたが、あまり可愛くないなあ(失礼)。

 そんなノビマが、デマオン様に箱を届ける大役を仰せつかった…と言っても、届けに行った魔物はみんな「消され」ているというので、嫌がられた末に廻って来た“大役”。

 まあ、落ちは【バイバイン】なんですけどね(笑)。


・「序章・新魔界大冒険

 脇キャラとしては目立つギム(暴れ者の猫っぽい魔物)の大変な日々を描いた作品。どこが「序章」なのかは意味不明だが、まあ良いんじゃないの? ちなみに声は山崎バニラさん。これは気付かなかったなあ…。



 次回は4月20日、『クレヨンしんちゃん』との合同SPとして「ドラえもんvs巨大サメ 空き地のジョーズ」と「のび太のほろ苦い思い出 赤いくつの女の子」が放送される予定。ちなみに“異端児”のわたしは『クレしん』は嫌いです。せっかくの名作なのになあ…と言っては怒られそうだが、だって好みだからしょうがないもんね。

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3 コメント

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遊びも勉強の内 (人間やじろべえ)
2007-04-01 21:52:23
 「春の風物詩」では超反省しました。自分でも読み返して見てどうかとおもったのですがね。まあ、藤子ファン同士としてどう伝えようかと悩んだら気がついたら挑発してました。基本的に「ドラ」も「SF短編」もF先生独特の日常の中のSukoshi Fushigiと言う意味では何ら変わりないとおもいます。ただ、プロである以上は読者に併せて描くのは当然ですから。かつて、私は藤子作品を愛すあまり「SF短編」に抵抗を感じてました。しかし、基本的にはドラと変わらないと知ってから『世にも奇妙な物語』に目覚めました。
 笑点ファンだけあって、演芸は大好きなんですね。私はアマチュア故に演芸にも、たいへん興味があります。基本的には同じジャンルなんですよ。
 落語は詳しくはないものの「時そば」「粗忽長屋」「初天神」「狸のお札」「平林」といった初心者でも解るような演目がお気に入りですね。何事も勉強だと思います。
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量産化 (人間やじろべえ)
2007-04-01 22:12:49
 F先生は落語ファンらしく、作品に何度も取り入れてるようですね。「この正直者」何事も勉強と書きましたが、「お笑い」を見ろと言ってる訳ではありませんよ。価値観押しつけるのはどうかと思いますから。
 『魔界大冒険』見に行きました。やはり原作を知ってるせいか、大変面白かった。その反面、紅葉橋さんが言い続けてる問題点も気になってしまいますよね。ゲストはTVで見た時は「酷いなー」と思ってしまいましたが、案外思ったより「見れる価値がある」と思いました。それでも、「有名人目当てに見に来る人間がいるのか」と思ってしまいます。どんだけ、ミーハーなんだよって話ですよ。
 日本のエンターテイメント業界は「お笑い」にしても、「萌えアニメ」にしても、量産化に走ってしまいますよね。私はお笑いを愛すあまり「エンタの神様」が舞台番組なのにTV番組的で、そのくせゲーム性に欠けることが抵抗を感じて、すっかり見なくなったのですが、アニメファンである紅葉橋さんは量産化された「萌えアニメ」についてどういった見解を示してますか?基本的に自分の場合は面白さ重視です。
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話に中身があれば良し (紅葉橋律乃介)
2007-04-04 01:34:25
 遊びの勉強と言えば、それこそ落語の若旦那みたいで(笑)。

 「SF短編」は大人になってから読むと、『ドラえもん』とのあまりの違いに唸ってしまいますね。わたしはF先生が亡くなったあとに出た「藤子・F・不二雄の世界」で初めて何本か読んだんですが、それまでは子ども向けの作品しか読んだことがなかったんですよ(コミックスもアニメ化作品しか集めていません)。
 子どもだったら、なかなか「SF短編」を読みたいとは言いづらいでしょうが、大人では自由に買うことができる。大人のための漫画と言えましょうか。そういう精神が、岡崎作品にも受け継がれているように感じるんですが…。

 ゲストは最早客寄せではないのでは? 相武さんの「声」を目当てに…ということですから。声優さんと違い、ああいう方は姿形がメインでしょう。わたしは水田さんもかかずさんも拝見したことがありますが、一般の方はなかなか見る機会がないでしょう。それに比べて、女優やタレントはTVにしょっちゅう出ている。
 こういう方々の「声の出演」起用は、キャラクターが喋っていても、その当てている人が浮かんでしまうんですよ。幸い、わたしはマチャミさんくらいしか知らないので良かったんですけどね(笑)。

 「萌えアニメ」の話…って、どんどん話題が逸れていってますわね。別の記事で書きましょうか。
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