銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

命あっての物種だね

2007-03-23 23:23:30 | 大相撲観測日誌
 昨日急遽入院した栃東。心臓は大丈夫なようだが、脳の疾患の疑いがあるという。
 勝ち越しまで相撲を取った、という点では立派といえなくもないが、脳の病気の場合、師匠が気付かずにそのまま出場していれば、「力士生命」のみならず、生命そのものの危機ではなかったか。
 玉ノ井後継として、既に新弟子を取っている。このあと30年以上も親方として在籍することになるわけだが、果たして大丈夫なのだろうか。

 個人的には土俵をすっぱり諦めて、部屋経営にそなえて養生すべきだと思うのだが…。


  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


 さて、十三日目。各段優勝の決定日ということで、それぞれの状況から。

・序ノ口
 全勝同士の決戦は、下の名前が“度論”というウワサ(冗談です)の阿覧が大上総を破り、優勝決定。


・序二段
 3人並んでいたので、まず直接対決に関係ない克の富士が1敗の飛燕力を破る。これで千秋楽決定戦が決定(変な文章だがその通り)。
 続いて全勝同士は、栃飛龍が前郡山を破って決定戦進出。


・三段目
 まず箕應山が保志桜を破り、決定戦の権利を得る。
 こちらも3人並んでいたが、直接対決に関係ない光風が1敗の朝ノ土佐を破って全勝を守った。これで決定戦が決定。


・幕下
 勢(東40)勝ち越し。
 優勝戦は保志光が松谷を破って決定。17枚目なので、来場所は十枚目待ったなしの好位置につけるはず。
 東15格付け出しの森は7番相撲にも敗れ、2勝5敗と近年稀にみる不成績に終わった。
 木村山(東29)6勝目。さあ十枚目再挑戦!
 八木ケ谷(西16)負け越し…。


・十枚目
 東幕下4枚目の市原を破り、東13枚目の高見藤6勝7敗。市原は5勝2敗で終わり、十枚目昇進はほぼ消えた。
 西12枚目の玉力道も西幕下2枚目の境澤を破り、6勝7敗。境澤も5勝2敗で、さて?
 幕下からもう一人、西筆頭の千代白鵬は大真鶴に敗れ4勝3敗。東十枚目12枚目の大真鶴は6勝7敗。
 ホワイトウェーブ白乃波勝ち越し。
 駿傑勝ち越し。
 白馬は今日も勝ち越しならず。北桜がいつの間にやら7勝目。
 北勝力が豪栄道を破って勝ち越し。豪栄道3敗目、幕内昇進はほぼ消え、一歩後退。
 里山は今日も○、11勝目。入れ替わって単独首位。優勝ラインは4敗以上が確定。
 皇司9勝目。


・幕内
 初っ口の十文字休場で、将司□。だんだん休場が増えてきた…。将司は西3枚目で6勝7敗、あるいは!?
 霜鳥7勝目、幕内残留まであと1番。
 鶴竜勝ち越し。
 若の里9勝、残り全部勝ってカムバック賞だ?!
 玉乃島は4敗に後退。
 出島7敗で踏み止まり、土佐ノ海負け越し。十枚目が見えてきた…?
 こういう時に限って強い露鵬。栃煌山は嗚呼3敗目…というか、やっと?!

 豊ノ島7勝目。さあ三役へGO!? 黒海は4敗で圏外へ。
 時天空殊勲賞まであと1番(笑)。
 再小結の安馬勝ち越し、これで一躍関脇昇進確定。
 琴奨菊は今日も勝って5勝目。7勝すれば小結に残れるはず。
 豊真将9勝目。相手は“前半の魔術師”・“後半の詐欺師”琴光喜とあっては…。

 大関戦、と言っても千代大海じゃ今場所の白鵬の相手じゃない。白鵬12勝目。
 稀勢の里を破って魁皇6勝7敗で踏み止まる。晩年の大関に勝てないようでは、稀勢の里まだまだだね…負け越し。

 大関戦、と言っても琴欧洲じゃ今の朝青龍の敵ではない。11勝目でピッタリ追走。


 各段の状況をおさらい。今日優勝が決まった段は「◎」、それ以外は「☆」。

・幕内
☆1敗
 白鵬(大関)
☆2敗
 朝青龍(横綱)
☆3敗
 栃煌山(東14)

・十枚目
☆2敗
 里山(東4)
☆3敗
 豪栄道(西9)

・幕下
◎全勝
 保志光(東17)

・三段目
☆全勝
 光風(東34)・箕應山(東36)

・序二段
☆全勝
 栃飛龍(東8)・克の富士(西94)

・序ノ口
◎全勝
 阿覧(東33)


 明日は栃煌山が琴光喜と当たる。
 予定通り朝青龍と白鵬の直接対決。もう1日延ばそうよ…。

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